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09/09
2013

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島耕作の“不易流行”

(銀座のクラブにて…)
島 「山室主任…この店高そうですけど大丈夫ですか?
   僕、ほとんどお金持ってないんですけど」
山室「バカかおまえは、自分の金で
   銀座のクラブに来る奴がいると思ってるのか?」
島 「え? じゃ誰が払うんですか?」

「お待たせしました!! スミマセーン」
と、調子よく現れたのが
私そっくりのK企画デザインの小山社長だ!

漫画『島耕作』シリーズ。
普段、漫画を読まない方でも、
知っている人は多いだろう。

大手電器メーカー「初芝電器産業」に勤める
サラリーマン主人公・島耕作が、世界経済の変化とともに、
人間として、また会社員として成長していくという、
いわば働く男の感動ストーリーの金字塔だ。

冒頭に紹介したように、なぜか私そっくりの人物が
広告会社K企画デザインの経営者として
登場している(『ヤング島耕作』にて)のだが、
そんな『島耕作』シリーズもついに、連載開始30周年を迎えた
(まぁ、弘兼氏は私をこんな風な俗っぽい
広告会社の社長ととらえていたのだろう…)。

その人気の秘訣は、何といっても他の漫画と違い、
現実世界の時代背景がリアルに表現されているところだろう。

例えばバブル崩壊やリーマンショックなんかも
きちんとストーリーに反映されている。

まさに、『島耕作』シリーズは、
現実の経済と共に歩んできた漫画といっていいだろう。

そして何よりこの『島耕作』シリーズが長い間愛されているのは、
主人公・島耕作の人間としての誠実さ、
どんなビジネス環境においても
しっかりと人を見て行動するところにある
(私に顔がそっくりな俗っぽい経営者の中にいても、
島耕作はしっかりと道理を通していたな…)。

まさに、現実同様目まぐるしく変わる
企業環境や時代の流れに対して、
島耕作のように変わらない人間性や
決断の仕方、価値観を持った人もいる。

これこそが“島耕作の不易流行”であり、
選ばれ続ける最大の理由なのだ。

「不易」と「流行」、「変わらないもの」と「変わるもの」。
このことをうまく物語の中に取り入れていることが、
結果的に累計4000万部を突破し、
連載が30年も続いたことにつながったのだろう。

「一介のサラリーマンでしかなかった島耕作は
いかにして社長にまで上り詰めたのか?
組織に埋もれることなく、
自分らしく働くための“知恵”がここにある!」

連載開始から30年を迎えた『島耕作』シリーズ。
島耕作から発信される“不易流行”から
今後も目が離せそうにない!

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島耕作、ついに会長へ…

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