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先取りビジネストレンド

05/11
2015

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日本ならではの“和の道”へ

ある観光アドバイザーの記事を新聞で読んだのだが、
日本の旅館に泊まりたい外国人が増えているらしい。
どうやら旅館を宿泊施設というより
日本文化として捉えているようなのだ。
これはちょっと驚いた!
(外国人が畳の上で寝るのは大変だろうなあ…。)

しかしよくよく考えてみると、確かに旅館は文化の宝庫。
部屋の畳と床の間は言うまでもなく、
出てくるご飯は和食であり、
着物を着た仲居さんが色々と世話をしてくれる。
温泉宿であればお風呂を満喫出来るし、
廊下ですれ違うお客様も浴衣を着ている!

ビジ達でも何度かご紹介したが、
「庭のホテル 東京」もそんな日本文化が
感じられる人気ホテルだ。

先日、経営者50人を集めたセミナーを開き、
宿泊施設の見学もさせて頂いたのだが…。
各部屋の茶器はなんと南部鉄瓶で、
障子風の窓や和柄のベッドが用意されていた!
シャワーだけでなく大きめの浴槽を備えたところは、
さすが日本のおもてなしといったところ。
廊下の照明は灯篭風につくられ、
ロビーも和を感じさせるデザインである。

では、庭のホテルがどれほど人気かというと…?
9割を超える稼働率を誇り、
なんとそのうち6割強が外国人のお客様!
庭のホテルが外国人に人気なのは、
和の文化を存分に楽しめるからだろう。

これから更に日本文化が求められる!
と私は予想しているが、
それは外国人に限った話ではない。

和の文化は国内でも人気で、
先日訪れた京都では沢山の日本人が
古い町並みと共に桜を楽しんでいた。
日本を味わうという意味では寿司屋も同様だろう。
ハチマキを締めた板前さんが、
「ヘイラッシャイ!」と出迎えて、粋に握る姿…。
ただ寿司を頂くだけの場所ではない、
あの空間こそが和の文化を感じさせるのだ。

そこで、中島流のビジネストレンド!
ここまで挙げたのはハードとしての“和”であるが、
私が強調したいのはソフトとしての“和”である。
これからの時代、ハード以上にソフトとしての
“和の価値観”が期待されるということだ。

例えばこれは、石田梅岩の言う
“正直”“勤勉”“倹約”で語ることができる。
“正直”であれば多くの人々に信頼され、
“勤勉”に働く姿は美しく、
誰もが一緒に仕事したいと思うだろう。
必要以上にものを使わない“倹約”さがあれば
捨てるものも自然と減り、省資源へと繋がる。
自分一人だけでなく、社会にとっても有益だ。
これに五常の“仁、義、礼、智、信”を加えたものが、
これから注目される和の価値観なのだ。

そして、私が最近注目している
四季ある“里山”も日本ならではのものである。
日本人の里山での暮らし方には、
注目に値する価値観が多く存在する。

こういった日本の風景が国内外から評価されているところから見ても、
和の価値観は新しい流行となっているようだ。
2020年の東京オリンピックに向けて…いや、その先でも、
ビジネストレンドとして“和の道”は注目されるだろう。

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繊細な工芸が壁を飾る

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立体的な構造のテラス

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南部鉄瓶のお茶が美味しい!

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中庭が美しい

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落ち着く部屋だ

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