これからの選ばれるビジネス!

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ファインスピリッツキーワード

02/13
2017

miraimitohshi

リスク回避力と未来見投資力

このところ、重要性を力説してきた“リスク回避力”。
だが、はたしてそれだけで十分なのだろうか。
もしかしたら未来へ向けた、より能動的な、
リターンを多くするための力が存在しているのではないだろうか。
…という考えのもと発想したのが、
「未来を見通す」と「未来への投資」を掛け合わせた、
“未来見投資(みとうし)力”というキーワードだ。

具体的にはどういうことなのか?
身近な例として私がいま展開している
Memuroワインヴァレー構想をもとに説明しよう。

たとえば、十勝の農産物を毎月お届けする「&里山生活」。
これは目先の収益のためだけではなく、実は続けた先に、
都会の人たちに十勝の農産物のよさを知ってもらい、
やがて出来上がるワインのファンにも
なってもらおうという狙いがあるのだ。
(十勝の農家の人たちのモチベーションにもなるし…)

それから、関係者の想いやワイナリーの進捗具合を
日本全国へお届けするジャーナル「里山スタイル」。
これも単なるニュース発信のためだけではなく
十勝への親しみやワインへの期待を持ってもらおう
という狙いで発信しているんだよねぇ…!

このように、これまでいくつかのイベントも含め、
実に様々な施策を行ってきた。
そしてそのいずれも、
ブランディングやファンづくりなどの
将来を見据えた戦略的展開だったのだ。

私たちは何かをやろうとするとき、
ついその目先の目的や、それに向けての企画や
実行に向けた進行にばかり気を取られてしまう。
だが実際は、その施策を行う上で、数年先まで視野に入れ、
いかにリターンを大きくするかを考え、行動を起こすことが重要だ。
(特にブランディングは、長期にわたって確立していくものだからねぇ…)

「写真の町」を宣言し、写真に関わるイベントを
数多く実行するとともに町を美しく整えたことで
人口増を実践し、話題となっている東川町。
今回、役場にも訪問し、町長にもお話を伺ったわけだが…。
訪問にあたり、東川町の取り組みを描いた2冊の書籍の
出版社にも、実は取材に行ってきたのだ。
これも、訪問をより実り多くするため…という目的と、
いずれ芽室町の取り組みも書籍にしてしまおう! という
目論見もあったんだよねぇ~!

何かをするにあたって、よりリスクを少なくするのが“リスク回避力”、
よりリターンを大きくするのが“未来見投資力”ということかな。
この“未来見投資力”と“リスク回避力”の
ファインスピリッツキーワードが組み合わさることで、
より大きなチャレンジに勇気を持って挑め、
結果、新しい未来が切り拓かれていくということだ!

ふむふむ、まさに挑めばチャンス、逃げればピンチということだねぇ…!

miraimitohshi

“未来見投資力”と“リスク回避力”

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将来を見据えた戦略的展開が大事!

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01/16
2017

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ビジ達流“プロセス進化論”

「あなたは“結果”を大切にしますか、
それとも“プロセス”を大切にしますか?」

私がプロセス主義だということは
このビジ達で何度も発信してきたわけだが…。
日本を美しくする会の鍵山相談役も、
結果主義とプロセス主義を比較して…
前者は「結果よければ全てよし」という考えが先行するあまり
あの手この手を使い、
犠牲を払ってまで結果を求めてしまうことがある。
それに対して、後者は方法と手段に重きを置いて
過程を大切にする考え方であると語っている。

また相談役は、「大きな努力で小さな成果、これが大切」
とも言っている。
すなわち、ラクに目的を達成するより、
手間をかけてやっと達成できたほうが、
その後に意味があると教えてくれている。
これも、プロセス主義と言えるだろう。

ところが、残念なことに世の中は、
まだまだ結果主義の人が多いような気がする。

これは、オリンピックやワールドカップで
プロの選手たちが「結果を出さなければ」と
インタビューに答える姿を度々観ているから、
なのかもしれない。

彼らプロのスポーツ選手たちは当然、
「結果を出すこと」を求められているからこそ
ああいった受け答えをするのであって、
実際はそこに至るまでのプロセスなしには
結果はついてこないのだ。
これでいかにプロセスが大切かは伝わったと思う。

そこで私は、新たな時代のキーワードとして、
“プロセス進化論”を提唱したい。
わかりやすく言えば、
“いかにそのプロセスを日々進化させるか!?”

たとえば以前お話しした“GRIT”(やり抜く力)。
このGRITの構成要素として、
知識やノウハウ、スキル、人的ネットワーク、
リスク回避力などがあるわけだが…。

何かをやり抜こうと思ったとき、
GRITの各構成要素のレベルが高くなければ
当然ものごとを高水準で達成はできない。
すなわち、いろいろな体験、訓練においても
GRITのレベルを上げる意識を持ち
より負荷のかかるプロセスを優先できるかが重要だ。

プロセスの質が高まれば高まるほど、
その人が持つ知識やスキルも相乗効果を持って
加速度的に高まってゆくことは間違いない。

これぞビジ達流“プロセス進化論”!
まさしく過程こそが人を成長させるのだ。
“今日の私は、もう昨日の私ではない”
“今週の私は、もう先週の私ではない”と言いきれるか!
さて、これを知ったあなたはどんな今日を選択する…!?

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GRITの各構成要素のレベルが高くなければ ものごとを高水準で達成できない

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そしてリスク回避力もGRITの二乗で成長していく

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“今日の私は、もう昨日の私ではない”と言いきれるか

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12/26
2016

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“リスク回避力”という成長力

かの有名なエジソンは、
電球を発明するまでに1000回も失敗したという。
のちにインタビュアーに対して、以下のように語っている。
この1000回は失敗ではなく、
上手くいかない方法を1000通り発見しただけなのだ、と。

今では「失敗は成功の母」という言葉で語り継がれているわけだが…。
エジソンは失敗から情報を分析して、
次に失敗する可能性をどんどん排除していった。
つまり「“リスク回避力”」を身につけていったということ。

先週の記事でも書いたが、“リスク回避力”とは、
さまざまなチャレンジによって得られる、
リスクを回避できる能力のこと。

失敗によって学べることがあるのに、
リスクを恐れてチャレンジしないことで、
得られる経験やノウハウをみすみす逃しているとも言える。
言い換えれば、チャレンジするほど
“リスク回避力”は増すということ。

たとえばファスナーで圧倒的シェアを誇るYKK創業者の吉田忠雄氏も、
次から次へとチャレンジし続けてきた。
なかなか上手くいかないこともあったようだが、
諦めずに試行錯誤しながら夢を一つずつ実現している。

この間にはいろいろな人に出会い、
さまざまな情報を得てきたとも言えるのだ。
それが後に活きてきて、次なるチャレンジの
成功につながったということ。

諦めないでチャレンジしていると、
その業界に詳しい人と出会い、
さらに“リスク回避力”が上がるわけだ。
この“リスク回避力”こそ、強い推進力であり、
成長力となるということ。

私がパリ・ボルドーツアーに行ったのは、
関係者とワインの本場を見学、体験するためもあるが、
今後のための関係づくりの目的もあったのだ。
これにより、私たちが本場の情報を常に得られることにもなるし、
スタッフの研修の場ともなる。

そういえばこのツアーのとき、
見事にエールフランスのストライキに遭ってしまい、
予定の飛行機が欠航してしまったことがあった。

以前似たような経験をしていた私は、
次の日の早朝に別の飛行場からボルドー入りすることに。
過去の経験によって、スケジュール通り進めることができたのだ。
ビジネスにおける推進力であり成長力の裏側には、
この“リスク回避力”が存在するということ。

先日も「GRIT(やり抜く力)」について記事を書いたが、
“リスク回避力”はこのGRITの二乗に比例する。

1のことだけやり抜いた人は1のリスク回避力しか身につかないが、
3のことをやり抜いた人は9のリスク回避力を身につける。
この間には、8もの差が生まれている。

この“リスク回避力”が持つ推進力は、
中島流ロータリーエンジンと言っても過言ではないのだ。

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“リスク回避力”はこのGRITの二乗に比例する

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YKK創業者の吉田忠雄氏が主人公の『善の循環』

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海外研修ツアーでは予定の飛行機が欠航!

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しかし過去の経験があったからこそ、立て直せたのだ

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12/12
2016

hikiyose

その覚悟が“引き寄せの法則”を招く


「これじゃ、全く勝負にならないじゃないか…」
と、実際言ったかはわからないが、
米国のファスナー製品を手にした吉田氏は、
その差に愕然としたという。

これは前回のビジ達でご紹介した、
YKKの創業者・吉田忠雄氏を主人公とする歴史小説
『善の循環』の中のエピソードだ。

太平洋戦争に敗戦後、機械化により大量生産された
米国のファスナーを知った吉田氏は、
自分たちがつくる日本製のファスナーとの質の差に
自信を打ち砕かれた…が、彼はそこで諦めなかった。

彼は米国の高速ファスナー製造マシン輸入を試みたのだ。
同業者と共同購入し、皆で研究しようと呼びかけるが、
多くの関係者から反対され、計画は頓挫…と思いきや!
ならば個人で輸入しようと決断したのである。
(この決断がスゴイ!)

輸入の枠確保に向けた、外務省との複雑なやりとり。
そして、資金の調達などいくつかの壁を乗り越え、
2年半の歳月をかけ、ついにマシンの輸入にこぎつける。
こうしてファスナー世界シェアNo.1の
YKKの礎をつくったというわけだが…。

どんな障害があろうとも、マシンを手に入れなければ!
と決断、実行したこのエピソードからは、
吉田氏の経営者としての覚悟と決断が伺える。

私が今まで紹介してきた記憶に残る経営者たちも皆、
社会性も伴った目的を持ち、大胆で潔い決断をしている。
そんな決断は、必ずや人を引き寄せるのだろう。

そう、ここであの“引き寄せの法則”が働いているのだ。
(そんなタイトルの本があったはず…)

以前ビジ達でご紹介した、
故郷の庄内を料理で盛り上げようと決断した奥田シェフや、
自動車関連商品を扱う業界の悪習を変えようと決断した鍵山相談役。

まさにこの方々は、社会性のある志を持ち、
リスクの大きな、大胆で潔い決断をしてきたのだ。
やっぱり先ほどの“引き寄せの法則”が働いているのが
はっきりと見えてきた。

これら、覚悟ある大胆で潔い決断は、
1.人を引き寄せる
2.チャンスを引き寄せる
3.アイデアを引き寄せる
4.資金を引き寄せる
5.そして、相乗効果を引き寄せる
ということ。
以上5つが、中島流“引き寄せの法則”なのだ!

冒頭の吉田忠雄氏も大胆で潔い決断を下したからこそ、
これらの“引き寄せ”効果が生じ、
本来ならば厳しく困難な目標を達成させたに違いない。
まさに、その覚悟が“引き寄せの法則”を招いたのである!

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山岡荘八氏の著書『善の循環』

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これが中島流“引き寄せの法則”だ!

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11/28
2016

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“前倒しGRIT”の流儀

私は、かなりの前倒し派。アポイントメントをとる際に
相手方から2つの選択肢を提示されたら、
当然のように手前の日時を選ぶ。スケジュールづくりでも、
重要な打ち合わせや意味の大きいイベントを優先的に手前に入れるのだ。

そして、毎年開催している海外研修ツアー。
もう20年以上、一度も休まず続けているのだが…。
たとえばSARSや最近では諸外国でのテロなど、
海外研修には行きにくい状況でもあえて行くことを選び続けてきた。
これも、“前倒し発想”の一環だ。

また、このツアーに友人を誘うと、
「次の機会に」と時折返されるが、そんな時私はいつも
「今年行けば、研修から帰ってきたその日から、
得たノウハウや経験が使えて、自分の行動も変わるんですよ!」と言っている。
つまり、前倒しして経験しておけば、
その情報、その体験がすぐに次へ活かせるということだ。

先日の北海道出張での級友との出会いが
東京での新たな出会いにつながったのも、
その時に時間をつくって顔を合わせたからこそ
次に発展したということ。
昨日誰と出会い、何を学び、体験したかで今日の行動は変わるのだ。

このところ繰り返し話しているGRIT(やり抜く力)は
ビジネスにおいてかなり重要だが、
それに前倒しが加わると、さらに大きな効果を生むということ。
いや、“前倒し発想”もGRITのひとつのチカラなのかもしれないが…。

そしてここで中島流“Siphon Grit(サイフォングリット)の原理”の話。
(待ってました!)
これは先日の“GRIT SCALE(グリットスケール)”から発想したのだが…。
サイフォンのようにいくつも連なった砂時計を想像してほしい。
(詳しい構造は欄外の図を参照…)

私たちは日々、出会いや行動、体験、挑戦、身体づくりなど
さまざまな投資を繰り返して、このステージをクリアし、
次なるステージに上がろうとしている。
これが、なかなかうまくクリアできないために
あの手この手で奮闘しているわけだが…
だったら、そのための体験や学習はできるだけ早いうちに
(つまり前倒し)しておいたほうがより早くクリアできるということ。

中島流としては、次のステージに行くための要素を下記の10個としている。
①知識、②ノウハウ、③スキル、④センス、⑤人脈、⑥お金、
⑦(健康で元気な)カラダ、⑧顔つき、⑨人間性、⑩キャパシティ
以上の“Grit Factor(グリットファクター)”をしっかり意識することで、
去年と今年では当然量・質ともに違ってきているはず。

すなわち、去年よりは今年のレベルは
上がっていなければならないわけで、
だから、ステージをクリアできる可能性はより大きくなるということ。

これが、前倒しに意味があるという裏づけであり、
この前倒し発想を、中島流で“前倒しGRIT”とネーミングしてみたのだ。
ビジネスにおいても、そして人生においても。
“前倒し”こそが新たなチャレンジを呼び、
GRITを高める力となるのだ!


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昨年のイタリアでの海外研修ツアーも

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一昨年のイギリスでの海外研修ツアーも

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帰ったその日から得たノウハウや経験が使えて、自分の行動が変わるのだ

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中島流“Siphon Grit(サイフォングリット)の原理”

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