これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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03/13
2017

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“お金でない報酬”の価値

「このビジネス社会の中では、
誰もが2通りの通貨で支払われる」

冒頭の文章は、米国の実業家ハロルド・ジェニーン氏が書いた経営論、
『プロフェッショナルマネジャー』という書籍からの引用だ。
2通りの通貨とは、金銭と経験であり、
ジェニーン氏は2つのうちまずは経験を優先するべきだ、と主張している。

若い頃は、ついつい経験よりもお金を優先しがちなもの。
たとえば職を探しているときも、
得られる経験の質より給与に目が行ってしまうんだよねぇ…。
だがむしろ、若い頃だからこそ、
今後の人生に必ずや大きな影響を与える
“経験”を優先させるべきなのだ!

実は私も以前ビジ達で、“お金とお金でない報酬”というテーマで、
仕事で得られる報酬を、お金とそれ以外、
すなわちスキル、知識、ノウハウ、人的ネットワークに分け、
後者の重要性についてお話したことがある。
私は会社立ち上げ当初、実績も実力も、人的ネットワークも足りなかった。
それでもなんとか今年で創業35周年を迎えるわけだが、
これまでの経験の中で何を優先すべきかを考え生まれたのが、
この価値観なのだ。

私たちは、ついお金という報酬に目が行ってしまう。
しかし残念ながら、お金はこの先ずっとあるかどうかわからない。
だが、個人の中に蓄積される経験・知識・ノウハウやスキルは
消えることはなく、プラスされ続ける。

そして“お金でない報酬”の中の
人的ネットワークから仕事が舞い込んだり、
それまでの経験による成果が人から評価されたり…と、
仕事に幅と奥行きをもたらしてくれる。

すなわち“お金でない報酬”こそ、その人をより高みへと導き、
世の中から評価される裏付けとなるのだ。

ジェニーン氏はおそらく、
マネージャーが良い部下を育むためには
この“お金でない報酬”という価値観そのものと、
それを部下に伝えることの重要性、
それがその後の自分をつくっていくということを伝えたくて、
この本を書いたのだろう。

私がビジ達で発信していたことについて、
同じような価値観を先人も語っていたということ。
やはり、“お金でない報酬”がいかに重要かである。
これからも、目先の利益にとらわれることなく、
“お金でない報酬”を積み重ねていこう!

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私たちは、ついお金という報酬に目が行ってしまう。

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“お金でない報酬”こそ、その人をより高みへと導くのだ!

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02/27
2017

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“STEM教育”が熱い!

私たちのオフィスの近くにある、東京理科大。
まさにいま、この東京理科大でも行われている“STEM教育”が
熱い注目を浴びているのだとか。

“STEM教育”のSTEMとは、
Science(科学)、Technology(技術)、
Engineering(工学)、Mathematics(数学)
の頭文字をとった、科学、数学領域に重点をおいた教育のこと。
ではなぜ“STEM教育”が注目を浴びているのだろうか?

AIやAR、VRにドローンや3Dプリンター、匂いセンサー、
IoTやロボット技術、ゲノム編集、ブロックチェーンなどなど…。
このところ、さまざまな新しいテクノロジーの名前を
あらゆるメディアで耳にする機会が増えた。

そしてそれらはいずれも、
医療やコミュニケーション、住まい方や街のあり方、
交通、流通に農業にお金…といった、
私たちの暮らしの構成要素の「あたりまえ」を
一変する可能性が大いにあるテクノロジーなのだ。

たとえば農業。作物に虫害が発生した際、
従来では畑全体に農薬散布をするしかなかった。
だが、最近では被害が発生している箇所を検出し、
そこへドローンが飛んで行ってピンポイントで
農薬を散布する技術が実用化されつつあるという。

他には、たとえば交通。最近では、LINEでタクシーを呼べ、
呼んだタクシーがいまどこを走っているか、
リアルタイムで分かるサービスが展開されているのだとか。

このように、先端の科学技術が私たちのあたりまえを
さまざまなシーンで変えようとしている。
そのため、科学技術の重要性を理解しているアメリカにおいては
“STEM教育”が数年前から注力されており、
日本も少し遅れてではあるが、その風潮が強まっているのだ。

そして、それは私たちにとっても他人事ではない。
これら最新のテクノロジーが私たちのビジネスに及ぼす影響は極めて大きく、
“STEM教育”を受けて社会に出てくる人材が
活躍する場も広がっていくことは間違いない。

だからこそ、日々の事業に確実に影響してくるであろう
それらの新しい潮流をただ待つのではなく、
経営者・ビジネスマンの視点からしっかりと捉え、
先手をとって対策をしておく必要があるのだ。

そう、新しい流れに対して守りの姿勢で待つのではなく、
あえてこちらから、攻めの姿勢で仕掛ける!
この姿勢こそ、時代の変化に対応できる一番の理由となるだろう!

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今、“STEM教育”が熱い!

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02/13
2017

miraimitohshi

リスク回避力と未来見投資力

このところ、重要性を力説してきた“リスク回避力”。
だが、はたしてそれだけで十分なのだろうか。
もしかしたら未来へ向けた、より能動的な、
リターンを多くするための力が存在しているのではないだろうか。
…という考えのもと発想したのが、
「未来を見通す」と「未来への投資」を掛け合わせた、
“未来見投資(みとうし)力”というキーワードだ。

具体的にはどういうことなのか?
身近な例として私がいま展開している
Memuroワインヴァレー構想をもとに説明しよう。

たとえば、十勝の農産物を毎月お届けする「&里山生活」。
これは目先の収益のためだけではなく、実は続けた先に、
都会の人たちに十勝の農産物のよさを知ってもらい、
やがて出来上がるワインのファンにも
なってもらおうという狙いがあるのだ。
(十勝の農家の人たちのモチベーションにもなるし…)

それから、関係者の想いやワイナリーの進捗具合を
日本全国へお届けするジャーナル「里山スタイル」。
これも単なるニュース発信のためだけではなく
十勝への親しみやワインへの期待を持ってもらおう
という狙いで発信しているんだよねぇ…!

このように、これまでいくつかのイベントも含め、
実に様々な施策を行ってきた。
そしてそのいずれも、
ブランディングやファンづくりなどの
将来を見据えた戦略的展開だったのだ。

私たちは何かをやろうとするとき、
ついその目先の目的や、それに向けての企画や
実行に向けた進行にばかり気を取られてしまう。
だが実際は、その施策を行う上で、数年先まで視野に入れ、
いかにリターンを大きくするかを考え、行動を起こすことが重要だ。
(特にブランディングは、長期にわたって確立していくものだからねぇ…)

「写真の町」を宣言し、写真に関わるイベントを
数多く実行するとともに町を美しく整えたことで
人口増を実践し、話題となっている東川町。
今回、役場にも訪問し、町長にもお話を伺ったわけだが…。
訪問にあたり、東川町の取り組みを描いた2冊の書籍の
出版社にも、実は取材に行ってきたのだ。
これも、訪問をより実り多くするため…という目的と、
いずれ芽室町の取り組みも書籍にしてしまおう! という
目論見もあったんだよねぇ~!

何かをするにあたって、よりリスクを少なくするのが“リスク回避力”、
よりリターンを大きくするのが“未来見投資力”ということかな。
この“未来見投資力”と“リスク回避力”の
ファインスピリッツキーワードが組み合わさることで、
より大きなチャレンジに勇気を持って挑め、
結果、新しい未来が切り拓かれていくということだ!

ふむふむ、まさに挑めばチャンス、逃げればピンチということだねぇ…!

miraimitohshi

“未来見投資力”と“リスク回避力”

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将来を見据えた戦略的展開が大事!

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01/16
2017

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ビジ達流“プロセス進化論”

「あなたは“結果”を大切にしますか、
それとも“プロセス”を大切にしますか?」

私がプロセス主義だということは
このビジ達で何度も発信してきたわけだが…。
日本を美しくする会の鍵山相談役も、
結果主義とプロセス主義を比較して…
前者は「結果よければ全てよし」という考えが先行するあまり
あの手この手を使い、
犠牲を払ってまで結果を求めてしまうことがある。
それに対して、後者は方法と手段に重きを置いて
過程を大切にする考え方であると語っている。

また相談役は、「大きな努力で小さな成果、これが大切」
とも言っている。
すなわち、ラクに目的を達成するより、
手間をかけてやっと達成できたほうが、
その後に意味があると教えてくれている。
これも、プロセス主義と言えるだろう。

ところが、残念なことに世の中は、
まだまだ結果主義の人が多いような気がする。

これは、オリンピックやワールドカップで
プロの選手たちが「結果を出さなければ」と
インタビューに答える姿を度々観ているから、
なのかもしれない。

彼らプロのスポーツ選手たちは当然、
「結果を出すこと」を求められているからこそ
ああいった受け答えをするのであって、
実際はそこに至るまでのプロセスなしには
結果はついてこないのだ。
これでいかにプロセスが大切かは伝わったと思う。

そこで私は、新たな時代のキーワードとして、
“プロセス進化論”を提唱したい。
わかりやすく言えば、
“いかにそのプロセスを日々進化させるか!?”

たとえば以前お話しした“GRIT”(やり抜く力)。
このGRITの構成要素として、
知識やノウハウ、スキル、人的ネットワーク、
リスク回避力などがあるわけだが…。

何かをやり抜こうと思ったとき、
GRITの各構成要素のレベルが高くなければ
当然ものごとを高水準で達成はできない。
すなわち、いろいろな体験、訓練においても
GRITのレベルを上げる意識を持ち
より負荷のかかるプロセスを優先できるかが重要だ。

プロセスの質が高まれば高まるほど、
その人が持つ知識やスキルも相乗効果を持って
加速度的に高まってゆくことは間違いない。

これぞビジ達流“プロセス進化論”!
まさしく過程こそが人を成長させるのだ。
“今日の私は、もう昨日の私ではない”
“今週の私は、もう先週の私ではない”と言いきれるか!
さて、これを知ったあなたはどんな今日を選択する…!?

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GRITの各構成要素のレベルが高くなければ ものごとを高水準で達成できない

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そしてリスク回避力もGRITの二乗で成長していく

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“今日の私は、もう昨日の私ではない”と言いきれるか

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12/26
2016

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“リスク回避力”という成長力

かの有名なエジソンは、
電球を発明するまでに1000回も失敗したという。
のちにインタビュアーに対して、以下のように語っている。
この1000回は失敗ではなく、
上手くいかない方法を1000通り発見しただけなのだ、と。

今では「失敗は成功の母」という言葉で語り継がれているわけだが…。
エジソンは失敗から情報を分析して、
次に失敗する可能性をどんどん排除していった。
つまり「“リスク回避力”」を身につけていったということ。

先週の記事でも書いたが、“リスク回避力”とは、
さまざまなチャレンジによって得られる、
リスクを回避できる能力のこと。

失敗によって学べることがあるのに、
リスクを恐れてチャレンジしないことで、
得られる経験やノウハウをみすみす逃しているとも言える。
言い換えれば、チャレンジするほど
“リスク回避力”は増すということ。

たとえばファスナーで圧倒的シェアを誇るYKK創業者の吉田忠雄氏も、
次から次へとチャレンジし続けてきた。
なかなか上手くいかないこともあったようだが、
諦めずに試行錯誤しながら夢を一つずつ実現している。

この間にはいろいろな人に出会い、
さまざまな情報を得てきたとも言えるのだ。
それが後に活きてきて、次なるチャレンジの
成功につながったということ。

諦めないでチャレンジしていると、
その業界に詳しい人と出会い、
さらに“リスク回避力”が上がるわけだ。
この“リスク回避力”こそ、強い推進力であり、
成長力となるということ。

私がパリ・ボルドーツアーに行ったのは、
関係者とワインの本場を見学、体験するためもあるが、
今後のための関係づくりの目的もあったのだ。
これにより、私たちが本場の情報を常に得られることにもなるし、
スタッフの研修の場ともなる。

そういえばこのツアーのとき、
見事にエールフランスのストライキに遭ってしまい、
予定の飛行機が欠航してしまったことがあった。

以前似たような経験をしていた私は、
次の日の早朝に別の飛行場からボルドー入りすることに。
過去の経験によって、スケジュール通り進めることができたのだ。
ビジネスにおける推進力であり成長力の裏側には、
この“リスク回避力”が存在するということ。

先日も「GRIT(やり抜く力)」について記事を書いたが、
“リスク回避力”はこのGRITの二乗に比例する。

1のことだけやり抜いた人は1のリスク回避力しか身につかないが、
3のことをやり抜いた人は9のリスク回避力を身につける。
この間には、8もの差が生まれている。

この“リスク回避力”が持つ推進力は、
中島流ロータリーエンジンと言っても過言ではないのだ。

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“リスク回避力”はこのGRITの二乗に比例する

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YKK創業者の吉田忠雄氏が主人公の『善の循環』

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海外研修ツアーでは予定の飛行機が欠航!

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しかし過去の経験があったからこそ、立て直せたのだ

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