これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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ビジネスの達人

はなまるア・ラ・カルト

03/13
2017

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人的ネットワークとリスク回避力の関係

たとえば、あなたがイベントを企画し、
そこにゲストスピーカーを呼ぶとしたら、
まず誰の顔がアタマに浮かぶだろうか。
私の場合は、その企画内容の各分野に合った人たちが、
次々とアタマの中でつながっていく。

仕事もそうだが、何かの活動をしようとすると、
自身の人的ネットワークが重要になってくることは間違いない。
では、どのようにして人的ネットワークを
拡げていくのだろうか。その答えは…
損得のないフラットな状態で、
同じ価値観を共有できる人々に出会えるかどうかに
あると思うのだ。

たとえば、私は35歳からの5年間は
青年会議所に入らせていただいて、
たくさんの仲間と出会った。
そして、今年で入会して10年以上になる
東京ニュービジネス協議会(NBC)では理事を務めさせてもらい、
掃除の会でも、本部世話人としてお手伝いさせていただいている。
さらに、一昨年終了したラジオ番組では
パーソナリティを4年間担当させていただいた。

だが、これらはボランティア的要素が強く、
収益にはほとんどつながらない集まりであり、役割だった。
しかし、そこで出会った人々が、
その後の重要な人的ネットワークとして意味を
なしてくれているのだ。

この人的ネットワークの密度が上がれば、
さまざまな業種・業態の人たちの輪ができ上ることに。
当然、専門分野に特化した人もいて、
そのネットワークは、例の“リスク回避力”にもつながっていく。

今、取り組んでいる「Memuroワインヴァレー構想」も、
そういった人的ネットワークに支えられて
ここまでこれたということ。
そして今、新しく「里山と生きる協会」を立ち上げようと、
その発足イベントの準備を進めている。
(7月6日18:15~ 新宿・牛込箪笥区民ホールにて)

そこにはなんとゲストとして里山保全活動に
尽力している石坂産業株式会社の石坂典子社長、
「里山資本主義」を発信している藻谷浩介氏にも
登壇していただくことになったのだ!
(お2人とも、以前にラジオ番組や私が主催する会の
定例セミナーにもゲストとして出演いただいている)

さらに、先にビジ達でも紹介した
北海道東川町の松岡町長にも東京まで来てもらい、
里山を活かしたまちづくりを紹介してもらうこと。
(これでかなり、魅力的なゲストスピーカーが揃ったといえるだろう)

そして、300名以上入る会場を予約したので、
その動員にこれからチカラを入れなければというところ…、
ここもこれまでの人的ネットワークが“リスク回避力”となり、
意味をなしてくることとなる。
果たして、無事思う人たちが集まってくれるだろうか?

実はこの人的ネットワーク、
双方向でなければ人的ネットワークとして機能しないとも言える。
お互いにとって良い結果となるよう、
相手のことを考えてお付き合いすることが、
人的ネットワークづくりのポイントと言えるだろう。
だからこそ、まず損得のない関係で知り合い、
相手の価値観に共感し、協力できるかが大事ってこと。

「早い・安い・都合がいい」で成立する人間関係などない。
未来のより大きなリターンを期待できるリスク回避力のためには、
活きた人的ネットワークを築いていく必要があるということなのだ。

ara!

2月に行った第136回αクラブ定例セミナーにもたくさんの人にご参加いただいた。

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ゲストスピーカーでお話ししてくださった中石真一路氏

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藻谷浩介氏には以前ラジオ番組に出ていただいた

里山志向の目覚めフォーラム170308-1

7/6(木)18:15~ 「里山と生きる協会」発足イベント

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はなまるア・ラ・カルト

02/20
2017

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ビジネス筋トレ、経営筋トレの極意

私はこの歳になっても、
そこそこハードなジム通いをしている。
たとえば、背筋を鍛えるマシーンでは
通常49kgのウェイトでトレーニングしているわけだが、
だいたい15回くらいが限界で、
15回を2セットやる、とルールを決めて続けていた。
しかし、このルールを実行して数ヵ月を経た今、
20回を2セットできるようになったのだ!

ということは、やはり60歳を過ぎてからでも
きちんとルールを決めて、
負荷をかけることを当たり前に継続していけば
筋力がついて、さらに大きな目標に
チャレンジできるのだ。(ふっふっふっ…)
そこでだ…これを経営に置き換えて考えてみると…、
そう、経営も一緒なのでは? と思い立った。
会社とは本来、経営者(創業者)が少しずつ成長し、
経営者としての器が大きくなるにつれて会社も大きくなっていく。

自分の器に合わないことをしようとすれば、
当然失敗する確率が高くなるわけで、
経営者はいかに自らの器を大きくしていくかが重要なのだ。
(この器こそ、“リスク回避力”なのだが…)

本田宗一郎氏も松下幸之助氏も、
書籍や伝記では非常にレベルの高い人物として描かれている。
だが、当然彼らにも経営者として駆け出しの時期はあり、
当時の彼らは、色々な試行錯誤や失敗を当たり前に経験し、
経営者としての器を少しずつ大きくしていったのだ。

では、未熟だった彼らはいかにして
あれだけの経営者になったのかというと、
徐々に大きなチャレンジをくり返しながら、
あえて負荷のかかる道を選び、
その負荷に耐え抜く経験を重ねていったということ。
そして、結果として大きな器を持つ
経営者となるに至ったのではないだろうか。
つまり、どんどんチャレンジをして負荷をかけないと、
大きなチャレンジへの権利も得られないのだ。

以前私はビジ達で、適度な負荷をかけることによって
ビジネスにおいて成長して行く“ビジネス筋トレ”
について話をしたが、これを経営者としての成長にも応用し、
“経営筋トレ”と呼びたい。
この経営筋トレをしないと、人間としての器も大きくなれないし、
チャンスも巡っては来ないのだ。

何事も、いきなりできるということは無く
日々の“筋トレ”こそが大切なんだねぇ…。
やはり、さまざまな負荷をかけることによって、
少しずつ成長し、ノウハウを蓄積し、できることを増やしていくことこそ、
何歳になってもより大きなチャレンジを成功裡に収め、
良い経営、ビジネスを展開していく秘訣に違いない。
そしてそのチャレンジは、次第に社会性のあるビジネスへと向かっていくのだ。
これぞ、“ビジネス筋トレ”“経営筋トレ”の極意である!

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Mr.セイージも筋トレに勤しんでいる…!?

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適度な負荷によって成長して行く“ビジネス筋トレ”

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“筋トレ”を続け、器(=リスク回避力)を大きくしよう!

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はなまるア・ラ・カルト

01/30
2017

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“リスク回避力”増強論


このところ、“リスク回避力”というキーワードに
私がこだわっている…というのは皆さんお気づきだろうか。
この概念、天動説の時代に地動説を唱えるのと同じくらい
革命的な発想ではと思っているのだが…。

書店でビジネス書の棚を探してみると
松下幸之助氏や本田宗一郎氏など、
「この経営者はこういった行動、考え方で成功した!」
という成功のための方法論に関する本が大多数を占めている。
確かに、ついそういった本を手に取ってしまうよねぇ…。

だがしかし! 私は、成功のための方法論よりも
彼らがそれまでの経験から
“リスク回避力”を高めていったプロセスに
注目すべきだと考えているのだ!

というのも彼らは、なにか1つ達成するごとに、
そこまでの経験と、
何らかの関係のあった人たちの助けを借りて、
より高いレベルへの挑戦を続け、成功していったのだ。
通常は挑戦のレベルの高さに
リスクの大きさも比例するわけだが、
そんな状況にあっても彼らは不思議とやりとげている。

それはなぜだったのか!?
彼らは、それまでの経験と
協力してくれる人たちの知識やノウハウにより、
“リスク回避力”を増強してきたからこそ、
次なる大きなチャレンジをより高いレベルで
克服できたに違いない!

そして、私がこれまでお話ししてきたさまざまな理論。
たとえば、結果ではなく“過程”が人を成長させる“プロセス主義”や
すぐには結果に結びつかなくても、
長い目で見てさまざまなスキルなどを蓄積していく
“ボディブロー仕事術”。
ビジネスにおいてあえて負荷をかけることで、
トラブルにも対処できるようにする“ビジネス筋トレ”に、
いまどきの“複雑系⇒積小為大”…。

これらすべてが “リスク回避力”を
身につけるための行動につながっているのだ。

人生の道のりで遭遇する小さな山、大きな山…。
たくさんの山にチャレンジし、
“リスク回避力”を増強していくことが
ビジネスをより面白くし、
次なる大きな山にチャレンジしたくなるのだろう。

人生のさまざまな山を克服し人生を謳歌するための秘訣は、
成功のための方法論よりも、
その過程にある“リスク回避力”の増強!
ううむ、やはりこの発想の転換は大発見ではないだろうか…!?

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革命的な発想“リスク回避力”

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これら理論は、すべて”リスク回避力”を身に付けるためのもの

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“リスク回避力”増強で人生の山を克服しよう!

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はなまるア・ラ・カルト

01/16
2017

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“所得倍増”より“地消地産”

デービッド・アトキンソン氏の著書『新・所得倍増論』。
その中に日本の生産性について書いてあったのだが…、

世界のランキングで見ると日本の生産性は27位。
先進国だけのランキングでも、
イタリア、スペインより下位の17位だという。

ご存知のように、GDP(国内総生産)を見れば、
アメリカ、中国に次いで3位。
しかし、生産性に置き換えるとその順位が大幅に変わってくる、
ということを指摘してくれている。

輸出額を見ると世界で4位だが、
日本の人口の1人あたりに換算すると世界44位。
研究開発費は世界3位だが、これも1人あたりに換算すると世界10位。
さらにノーベル賞受賞回数は25回と世界6位なのだが、
1人あたりで換算すると世界39位…といったように
日本の総人口で割ると、意外とどれも大したことのない順位になってしまう。

そんなこともふまえて、
「これだけ一生懸命働いているのに、生産性が27位なんて悔しくないのか」
とデービッド氏は著書の中で語っているのだ。

デービッド氏には以前、東京NBCの定例会でゲストスピーカーとして
ご登場いただいたことがある。
イギリスに生まれ育ちながら、
現在は日本の文化財や歴史的建造物の修理・修復を行う会社
「小西美術工芸社」の代表取締役社長として活躍している。
日本を好きだからこそ、日本の潜在能力を知っているからこそ、
もっと生産性をあげようでないか、と語っているわけだ。

この話は、これで理解できるし、共鳴する部分もあるわけだが…、
これはあくまで数字からの比較論での話。

私はここで言いたい。
数字に表われるものだけの比較でいいのだろうか。
実は、経済面から見たとしても、
数字に表われないものがあるのでは…!?
生産活動をしていたとしても、
すべて数字に表われるわけではないということ。

田舎で“小さな経済”を回していると、
デービッド氏が言うところの数字に表われないものがあるのだ。
たとえば、大手のスーパーやチェーン店を利用せず、
近所同士で物々交換しながら生活するとお金はほとんど動かないことに。
フリーマーケットや不要物交換所(?)のようなところもそのひとつだろう。
しかし、それは安心・安全で、身体にも心にも地域にとっても、
いい結果に着地できたりする。

そう、“小さな経済”を回していると
“里山資本主義”の藻谷浩介氏の語る「地消地産」の実践となり、
ひいては地域の人口減少の歯止めにもなるのだ。

決してデービッド氏の意見を否定するわけではない。
だが、以前ビジ達でも語ったように、
よりよい未来のためにいい選択をする“Fine Choice”を実践していき、
数字に表われる経済を優先した“所得倍増”より
実質の“地消地産”を優先したいと思うのは、私だけだろうか。

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デービット・アトキンソン氏の著書『新・所得倍増論』

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よりよい未来のためにいい選択をする“Fine Choice”を実践していこう!

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はなまるア・ラ・カルト

12/12
2016

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パラダイムシフトの行方

最近、「予想外の結果」が
あちこちで起こっていると気付いているだろうか?

たとえばイギリスのEU離脱騒動。
まさかと思われたが、国民投票で過半数を超えてしまった。
さらに衝撃的だったのは、アメリカ大統領選挙でのトランプ氏当選。

そして、日本国内でいえば、アニメーション映画『君の名は。』が
興行収入200億円を突破し、邦画歴代2位となった。

今までアニメーション作品は
ジブリが上位を独占していたことを思えば、
映画を観る人々に何らかの変化が起きているのだと考えられる。
実はこれ、価値観に変化が現れてきた証なのだ。

私がたびたび声高に発信している、
「パラダイムシフト75」の過渡期が来ているということ。
やっぱり、「時代の価値観は75年周期で大きく変わる」のだ。
今がちょうどその変わり目ということで、
冒頭で挙げたようなことが起こっている。

このパラダイムシフトは、当然ビジネスでも進んでいる。
では、ビジネスではどんな価値観の変化が起きているのか!?

一昔前は「安い早いうまい」であり、
便利で経済的なことが評価される価値観だったが、
今はかなり変わってきている。

たとえば、私がビジ達でたびたび取り上げている
長崎ちゃんぽんのリンガーハット。
安全でおいしい国産野菜を強調しているが、そのお値段は630円。
5年ほど前は390円だったのだが、
これだけ値上がりしても多くの人が選んでくれている。

また、雑誌『自遊人』の編集長、岩佐十良氏が経営する里山十帖は、
全12部屋の小さな宿ながら毎日満員御礼。
もちろん新潟県南魚沼市でおいしいお米もつくり、
食材はオーガニックにこだわり、
旅館自体のストーリー展開も上手いわけだが…。

さらに埼玉県のラーメン店「津気屋」も、
オリジナルの麺の味や店内外の演出、
食べ方などに独特の価値を持たせ、連日客足が途絶えない。

このように、現在は「価値づくり」を大切にし、
伝える努力をしている企業が選ばれているのだ。

ただ、価値づくりといっても「value(バリュー)」と
「worth(ワース)」では意味が変わってくる。

バリューとは、他と比較して価値があるかどうかという意味があり、
「お値打価格」として使われる言葉。
一方でワースは、本質的で不変の価値という意味があり、
ビジネスでの「付加価値」などに使われるもの。

なぜリンガーハットや里山十帖が選ばれているのかといえば、
これらはすべて「ワース」の価値をつくり上げているからだ。
つまり、パラダイムシフトの行方はここにある。

これからのビジネスは、どうやって
「なればこそ」の付加価値をつくり、
それをどのようにコミュニケーションしていくのかということ。
多くの生活者は価値を求めてお金を使い、
その価値で選ぶ時代になったのだ。

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これからのビジネスに必要なのはどう「ワース」の価値をつくり上げるかということ

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「リンガーハット」は値上がりしても多くの人から選ばれている

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安全でおいしい国産野菜を使用しているのだ

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店内外の演出にもこだわる埼玉県のラーメン店「津気屋」

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連日客足が途絶えない人気店だ

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「パラダイムシフト75」の過渡期が来ているのだ

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