これからの選ばれるビジネス!

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選ばれるビジネス

02/18
2013

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“お掃除の天使たち”の実践力

7分。
だいたいカップ麺を2個作れる時間。

この短い時間の中で、闘っている人たちがいる…
それが、“お掃除の天使たち”と言われる人たちであり、新幹線の清掃を行う会社、
JR東日本テクノハートTESSEI(通称:テッセイ)の清掃員たちだ。

「新幹線が東京駅に到着して、
  再び出発するまでの時間はおよそ12分。
  そのうちの7分間が私たちの清掃業務に
  与えられている時間なのです。」
そう話してくれたのはテッセイの主任らしき人だ。

テッセイの人たちはたった7分間で次の5つを完璧にこなしていく。

その1
まず到着した新幹線の扉付近に立ち、
笑顔で挨拶をしながらゴミ袋を広げ、お客さまを出迎える。

その2
お客さまの降車を見届け終わった後は
車両の中へ移動し(ここからが7分間のスタート)、
全体を見て雑誌・ペットボトル・缶などの大きなゴミを回収する。

その3
拭き布を持ちながら、イスそで、
テーブル、窓を拭きながら、イスの上のゴミも床に落としていく。

その4
ほうきとチリ取りを使って床の清掃。

その5
全体を再びチェックしながら、最後の確認。

お客さまの降車を見届け終わってから、
ここまでにかかる時間はわずか約7分。
22人が1チームとなって、
1日平均20本の新幹線を清掃しているそうだ。
(スゴい!)

この世界最速といわれる「魅せる清掃」。
実は『新幹線お掃除の天使たち』という
本まで出版され、
いま大注目を浴びている。

着目したいのはそのサービスの内容だけではない。
このレベルの高いサービスは、
マニュアルや上司からの指示ではなく、
現場で働く清掃員さんたちが、
自分たちが実践しながらアイデアを出し、
ここまで来たというところ。

これも“実践力”。
現場でいろいろと実践しているからこそ、
発想されるアイデア。
それを自分たちで実践するから
モチベーションにもつながるのだ。

こうしたボトムアップの形が
とられていることによって、
創意工夫が生み出され、
“カイゼン”が常になされていく。

「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」
なんて、セリフのように、これからのビジネスのヒントは現場にあるのではないだろうか。
テッセイさんには機会をつくって、ぜひさらに詳しくお話を伺いたい。

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サッとテーブルを拭いていく

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あっという間に床もきれいに!

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ゴミ袋を広げてお出迎え

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7分間でピカピカにする!

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連携プレーも素晴らしい!

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一列に並んでごあいさつ

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