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08/12
2013

biji1

常に挑戦者たれ!“しまむらの仕事道”

ある休日の午前10時台。
目当ての店の開店は残念ながら11時。
なれば、ということでその近所にあった
ファッションセンター「しまむら」に寄ってみたときのこと。

ちょっと時間をつぶすために入ったのだが…、
なんと店内はレジに行列をなすほどの大賑わい。
駐車場にもかなりの車が並ぶ。

20年前、しまむらといえば“ダサい”お店の代名詞といわれていた。
おばちゃんやおばあちゃんが
普段着で買いに来るようなイメージがあったのだが、
ここまでの人気店となった秘密は何なのだろうか。

そこにはしまむらの絶え間ない挑戦があった。

1980年代のしまむらは「安さが一番」がテーマ。
地元の主婦や高い年齢層の人たちをターゲットとしたお店だった。

世が進むにつれ「低価格だけではダメだ」という意識が生まれ、
低価格は維持したまま“品質”を重要視した商品を展開していく。
しかし、1990年代になるとユニクロなどの台頭により、
低価格で高品質というのも当たり前になってしまう。

そこで注目したのはファッション性とトレンド。
当時、伊勢丹の社員がフランスやイタリアへ
商品の買い付けに行くのは恒例化していたが、
しまむらの社員も同じ場所に出没していたのだ(すご~い!)。

といっても、買い付けではなく、
よりファッション性の高いものを安くお客さまに提供するために、
トレンド調査も含め、学びに来ていたのだが
(噂によるとだいぶ買い込んでいたそう…)。

さらに、しまむらの挑戦はファッション性やトレンドを意識した商品だけでなく、
その見せ方、ディスプレイにも及ぶ。それまであまり活用しなかった、
マネキンを多く使い、トレンドを意識した服を着せて展示するなど、
ディスプレイに対しても積極的に取り組むようになってきたのだ。

その努力もあり、少し前から10~20代の若者たちによる、
しまむら愛好者(通称しまラー)が登場し、
多くの若者がユニクロやH&Mなどと並んで
“しまむら”も利用するまでに成長を遂げた。

このように、しまむらがここまで成長できたのは、
ライバルを意識しない(?)ようでありながら、
しまむらなりに時代を読み、
新しいことへ挑戦し続けてきたことにある。
それこそが、しまむら流の仕事道なのだろう。

“常に挑戦者たれ!”

多くの生活者のために、常に時代のニーズに応え、
お客さまにとってより良いサービスを追求し続ける姿勢は、
時代を生き残るために見習うべきだろう。

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ダサくないしまむらの挑戦!

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10時台にこの混み様!

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行列ができる成長の秘密とは…?

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