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04/20
2015

biji (3)

「リンガーハット」が選ばれる理由

う~ん、美味しそう!
リンガーハットの看板を見ると、
今日はちゃんぽんにしようか! という気持ちになってくる。
実は私、十数年前からリンガーハットをときどき訪れ、
あのちゃんぽんを食べている。
いや、もっと前からだったかも?

5、6年前は390円だった長崎ちゃんぽん。
(多分そうだった記憶が…。)
安いのにしっかりと美味しく、
手頃なランチとしてよく食べていたものだ。

ところが先日のビジ達でも触れた通り、
2009年から急に値上がってしまった。
何度かの価格変更の末、
いまや長崎ちゃんぽんはその当時から30%~40%の料金アップ、
240円もアップしたのだ。
(野菜たっぷりちゃんぽんは730円だから、340円ものアップとなった)
しかし声を大にして言いたいのは、
これだけ値段が上がっても繁盛しているということ。

売上は7ヶ月連続で前年比を上回り、
2015年2月の決算では営業利益20億円を突破!
500店舗以上を展開するリンガーハットでは最高水準だろう。
ハンバーガー店や牛丼店などのチェーン店で不振が続く中、
リンガーハットは選ばれる会社になっている。

その理由は、野菜国産化!
食の安心安全と健康を明確に打ち出しているからだ。
聞くところによると、リンガーハットの会長兼CEOが、
今から8年くらい前に業界団体の長を務めていた頃、
全国の農業産地を回る機会があったという。
各地で新鮮な野菜をたくさん試食したのだが、
これがとても美味しかった。

そこから「材料は安全で美味しい国産だ! そういう時代がくるぞ!」
なんて社内会議があったんじゃないかな?
(これは私の推測なんだけど…。)
そして、CEOがここで「すべて国産のものを使おう!」
と決断したようなのだ。

試行錯誤はあっただろうし、
大胆な決断となったのは間違いないだろう。
それでもしっかりと、時代に合った決断となったわけだ。
2009年から現在までにすべての野菜、餃子の皮までも
国産のものに変えていった。
おいしくて安全、健康にも良い商品を提供することにしたのだ。

そんな真摯な取り組みを行った結果は、前述の通り。
材料の国産化で当然のようにコストは高くなり、
そのぶん値段にも反映された。
それでもお客様はリンガーハットを選び続けている。

その背景には、価値観や安心・安全を
重視するようになったという
時代の変化が存在している。
私の持論“パラダイムシフト75”では、
まさに今は様々なことが転換する時。
すなわちリンガーハットの決断は、
その時代の流れに合致していたのだ。

もはや価格だけにこだわる時代ではない。
安心や安全、健康が重視されることはもちろん、
商品の質、会社の姿勢をお客様は見ている。
リンガーハットの真摯さと、
安心でおいしいものを提供するという
姿勢を多くの人が選んだのだ。

さて、みなさんの業界では、何が変化の基準となるのか。
しっかりと考えて決断する時なのだろう。

biji (1)

麺増量無料なんだ!

biji (2)

お、おいしそう~!

biji (3)

輝く国産野菜

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