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毎週、中島セイジが街を歩いて
見つけた何かをモバイルで激写!


嗚呼、お座敷小唄

 

やっぱり京都は違う。
この先斗町は特に違う。
これぞ“情緒”と語れるところ。

富士の高嶺に降る雪も
京都先斗町に降る雪も
雪に変わりはない…

まさにあの頃の先斗町である。
この情緒ある建物とこの雰囲気ある路地は
是非、このまま残しておきたい。

やっぱり京都は別格だ。
たぶん日本のどこより、そこに文化がつまっているといえる。
そう、イタリアのフィレンツェと比べても負けないものが…

ところで先ほどの「お座敷小唄」。
つい歌ってしまったのに、多くの若者たちは、
「何っ!?それ?」だって。

あ〜、唄の文化も薄れてゆく。

 

 

 

 

                                        

 
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ビジネスに、人生に役立つおすすめ本。


山の学園はワイナリー こころみ学園園長 川田昇

 

先日、知人から一本のワインと一冊の本が送られてきた。実は、この本こそ今回ご紹介する「山の学園はワイナリー」なのだが、本を開くよりも先にワインを飲み干してしまった…。まあ、ワインを飲んだあとにしっかり本も読んだということで、よしとしよう。

この本は知的障害者や情緒障害、自閉症、ダウン症などをもつ十五歳以上の人を対象とする更生施設「こころみ学園」のノンフィクションの物語である。
川田園長の私財をなげうって栃木県足利市の土地を購入し、一部を開墾して葡萄畑を耕したのがそもそもの始まりだったそうだ。
その当時、この学園は園長の川田昇氏を中心とする職員9名、園生30名で構成されていた。

今、この学園はココファームワイナリーという名で年間15万本のワインを生産し、かなり有名なワイナリーに成長している。あのソムリエの田崎真也さんすら一目置いているというから驚きである。また、ワイナリーに加えて、毎年椎茸20トンを生産しているそうだ。これももちろん、こころみ学園の子どもたち(子どもの年齢を過ぎても障害をもつ者たちをこう呼んでいる)によって栽培され、収穫されている。

さきほども言ったように、こころみ学園はなんらかの障害を持っている「子どもたち」のための更生施設。守られた世界にいても幸せにはなれない。大事に庇護されるだけではいけない。与えられるばかりの環境の中では思いやりも想像力も育たない。人がいかに人間らしく生きられるか、農業を通じてそれを園生たちに伝えたい。それが障害者の自立を願うこの学園のまさに「試み」だったのだ。

私がここで注目したいのは、このところ参加しているトイレ掃除に学ぶ会でも同様のことが… “一生懸命汗水流して労働する、何かをトコトン徹底していくことで何か「気付き」が生まれる”ということ。まさに川田さんが伝えようとしていることもこれなのだ。“労働はモノをつくりだすだけでなく、人の心もつくる”。自ら自分自身を磨くために汗をかき、一生懸命取り組むことできっと何か気付きが生まれるはずなのだ。

知人から送られてきた一本のワインと一冊の本、この出会いが、私がこのところテーマにしていることの裏づけをしてくれた。今から7〜8年前に書かれたこの本、非常に中身の濃い、人間味の溢れた感動の一冊である。ぜひ読んでみていただきたい。

ちなみに、ワインは、かなりいい味を出していた。また、お願いして取り寄せてもらお〜っと。

 

農夫になった子どもたちの物語
                                        

 
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流通、製造、サービスetc…。
今注目のビジネス・企業をご紹介。


時間差ビジネス

 

「時間差ビジネス」。言い換えると、二毛作ビジネス・三毛作ビジネス。先日、下北沢に行った際に、大丸ピーコック下北沢店を覗いてみたところ、こんなことになっていた。行ったのは夕方の時間帯。夕食用のお惣菜が中心だった。
ところが昼は、11:00すぎからたくさんの弁当が並ぶ。この近くで働いている人や住んでいる人たちのために、約800点の弁当を揃えているという。それだけ多くの人たちがその時間帯を狙って来店しているということだ。

「時間帯によって品揃えを変える」。スーパーではありそうでなかった発想だ。もう一つ、新聞で読んだ事例を紹介しよう。一時期不調が続いた「京樽」。大丸が昼夜の二毛作だとすると、京樽は三毛作である。朝はおにぎり・弁当、昼は巻きずしや上方ずし、夜は江戸前ずしと上方ずし、といった具合だ。全部で3種類、朝・昼・晩と内容を変え、ターゲットを変えることによって売り上げを伸ばしている。
京樽でも思った以上に実験店で売り上げを伸ばしたということで、他のチェーンでも展開しようとしている。私が思うに、それだけではなく、地域性や顧客層をもっと意識して取り入れていくといいと思う。みなさんもよくご存じの「PRONT」でも、朝・昼はコーヒーと軽食、夜はバーとして運営している二毛作である。

どこも時間差によって、ターゲットに対して違う店の顔を持っている。
今から6、7年前、セブンイレブンに対して、ある仕事でプレゼンテーションをした。
そこで私は時間帯によって棚の内容を入れ替えた方がいいのではないか、と提案した。
「そうですね、私たちも考えてはみたのですが・・・」というように、実現せずに終わってしまったのだが。ところが今、スーパーはそれをやっていかないとお客様に選ばれない、売り場や品揃えを理解してもらっただけでは、お客様は継続的にやってこない。
やはり、 時間帯毎にターゲットを絞り込んだ売り方で、品物を変えていったほうが、それぞれの時間帯にあった、より多くの人たちが訪れてくれるのだ。実は、こんな発想は百貨店の中のアパレルの売り場では当たり前のように行われてきた。店の表に並べるマネキンの服を、昼は主婦向け、夕方はOL向けというように時間帯によって変えていた。

1日というサイクルの中でも、ターゲットにフィットした内容を提案していくこと。それがこれからは当たり前になっていく。食べ物でも、アパレルでも、どの業種業態でも。時間帯によってターゲットを変え、品揃えを変える。この「時間差ビジネス」が選ばれる企業のヒントとなっていくだろう。




これが昼の顔「お弁当」
これが夜の顔「お惣菜」
京樽でも時間差の技!
 

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これからのビジネスが見えてくる、モノ・コト・場所をご紹介

ウォルマートのベクトル
 

スーパー「ウォルマート(WAL-MART)」は、果たしてどこに向かうのだろう。
先日、池袋サンシャインシティ横にある、西友にあえて行ってきた。それは、ウォルマート=西友という視点で、他のスーパーとの違いを確かめようと思ったから。注目したのはお惣菜。どれも97円という安い設定で、巻き寿司やフライを中心に販売していた。私が利用する店と比べると2〜3割くらい安いのだ。で、でも・・・。残念ながら私の味覚ではあるが、通常私が利用しているところの方がかなり美味しいと思ったのだ。実は、お惣菜を選んだのには理由がある。お惣菜は安ければいいのではなく、美味しさが必要だから。
ということは、価格面では確かに安い、しかし美味しさが・・・??
このことだけを取り上げても、多くの人の継続的来店を期待するのは難しいという結論に。
私がこのところ口にしている“優先順位”が違っているということ。

私が初めてアメリカのウォルマートをこの目で見たのが、あの先輩コンサルタントで船井総研の元副社長だった泉田豊彦氏とツアーを組んで訪問したとき。そのときは、ついにウォルマートを見ることができると、ワクワクしていたのだ。

これがあの「EDLP」(everyday low price)、無条件返品OK(今では条件付き)のウォルマートかと思いながら、その広い店内をあちこち巡り歩いた。
スタッフの制服の背中には、『Our People Make the Difference.(私たち一人ひとりが違いを作ります)』のメッセージが入っていることも確かめ、活気も感じられた。

しかし一昨年、ウォルマートに行ったとき、すでに私の目からみてもなにげに活気がなくなっていた。あちこちに欠品があったり、整理整頓ができていなかったり。ある地域の店舗では、従業員に訴えられたり、新規進出のときに地域から反対されたりと不穏な動きが出ている。
少し前に韓国に行ったときには、ウォルマートやKマート、同じ場所で3店舗ほどのスーパーが競い合っているような状況だった。
日本にウォルマートが西友というカタチで上陸してからもう5年。
その西友もいっこうにパッとしないでいる。
先ほどの中島流の“質”のチェックでも、今の時代の必要十分条件に達していないという結果。ウォルマートはスケールメリットによる優位性が、あまりお客様にとってメリットをもたらさないことをそろそろ分かって欲しいものだ。


 


果たしてウォルマートは…
これが本場アメリカのウォルマート


 

 

 
 

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今の時代を勝ち抜くための"コツ""ツボ""カギ"が
盛りだくさん。

バリュー時代 格差社会の格差マンション
 


「みんなに欲しがられる」はもう終わり。
これからは、「欲しい人に欲しがられる」かどうかだ。

先日、知り合いが勤めているマンションのモデルルームに行ってきた(別にマンションを購入しようというわけではないが・・・)。知人に話を聞きながら中を見ていくうちに、いまどきのマンションの水準の高さに驚いた。外装デザイン、徹底された構造、設備、玄関から廊下まで完璧なバリアフリー、素材やカラーのコーディネートが確立されたインテリアデザイン・・・など、これ以上もうないというくらいすべてが高レベルなのだ(好みは別にして)。マンションにおけるハード面の水準においては、95%以上、もうほとんど上限にたどりついているのではと感じた。
そして、立地条件も特徴的だ。聞くところによると、人気エリアの移り変わりは、新浦安→品川湾岸→武蔵小杉→さいたま市・・・といった推移で、エリアがいっぱいになれば次の場所へと移行してきたのだという。これらも、ただ“都心から近い”という条件だけではなく、その街の特徴や文化、雰囲気などが好まれて人気がでているのだろう。
今の高額マンション人気の背景には、ハード面も立地にも人それぞれの好みがあり、質がよく自分のタイプや価値観に合ったものであればきちんとお金を出すという人々が存在するということ。いい換えれば、マンションの選び方も大きく変化し、そこには“格差”が生まれているのだ。

この格差マンションから学べること。それは、自分の好みや価値にきちんと合致すれば人はそれなりのお金をだす、お金に対する感覚が変わってきているということだ。これまでは、より多くの人に欲しがってもらいたい・・・そんな店づくりや品揃え、サービスが当たり前だったが、成熟化が進みそれぞれの価値観に格差が生まれている今、“すべての人に”という概念は捨てなければならない。だから、中途半端なものづくりはダメってこと。こだわりをもって追求したものづくり、サービスづくりが必要なのだ。

人は、どうしてもそれが欲しければ、どうにかしてそれを手にするのだ。

玄関の段差もバリアフリーを考えられたもの
インテリアもハイレベル
配色のバランスも見事だ


 

 

 
 

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