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2012.04.23



毎週、中島セイジが街を歩いて見つけた何かをモバイルで激写!

100キロの相乗効果

 

「本当に参加してよかったです。
みんなに支えられていることが、よ〜くわかりました」

「サポーターの人たちがいなければ、とてもじゃないが完歩できませんでした」

「いや〜よかったです。よく完歩できたと…。
感謝なくして語れません」

参加した人たちの感想だが、毎回みんな感動の声でいっぱい。
100キロ歩きのどこにこの感動をつくり出す
要素があるのだろう。

あの100キロの過酷さにその要素があるのだろうか。
それとも、歩く人とサポーターとの関係性だろうか。

それとも、人が潜在的に持っている何かを、
100キロ歩きが刺激する機会となっているのか。

傍から見ると100キロ歩きは、ムリして、
しなくていいムダなことを
しているように見えるようだ。
私でさえ、これに何の意味があるのだろうかと
思いながら参加したくらいだ。

とにかく、参加してみて、そして、100キロを完歩してみて
初めて気づくことがたくさんある。
何はともあれまずは参加することなのだ。

このところ語っている
「相乗効果は、行動の2乗に比例する」。
まさにその通りなのだ。

開会式

緊張した面持ち

円陣をくんで!さぁ〜!!

スタート!!!

 


 

 


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中島セイジが時流を裏と表から徹底解剖!


日本人の価値観の大基(おおもと)

 

「実(まこと)の商人は先も立ち、
我も立つことを思うなり」

先週このビジ達でご紹介した
「石門心学」の情報発信をしている、後藤三愚氏。
後藤氏にお会いしたとき何度も強調していたのがこの石田梅岩の言葉だ。

昨今“お客さま第一”という言葉はよく耳にするが、
本当によい商売とは、相手が喜び、
自分も立っていなければいけないという意味の言葉。
後藤氏は会社員時代に、
「相手の会社はもちろん、自分の会社も継続していなければ、その後のアフターフォローもできないわけで…」と思い、この言葉が心にすっと入ってきたのだという。

さて、石田梅岩が“大悟徹底”という考えにたどり着いたのは彼が43歳の頃。その2年後、45歳で私塾を開き、彼は多くの人に教えを広めながら、60歳でこの世を去る。
こうしてみると、梅岩が実際に教えを広めていた期間はせいぜい15年という短い期間だったのだ。

しかし、そのたった15年間の教えは江戸時代の終わり頃までも続いた。
(今も細々と、石門心学の流れをくむ会はあるようだが…)それは、梅岩の弟子や孫弟子、更にはひ孫弟子が人々に彼の教えを広める教説や、講釈活動をしていたからなのだ。

手島堵庵、中沢道二、柴田鳩翁などの弟子たちの活動によって、京都はもちろん、全国にまで石田梅岩の考えを行き渡らせることができた。
それは、男も女も関係ない。
商人に限らず、庶民一般、さらには武士、
そして行政(幕府)にまで影響を与えるまでになったのだ。

実は、石田梅岩について調べていくと、
元々は鈴木正三(すずきしょうさん)という僧侶が
生き方や考え方をテーマに発信していたそうだ。
しかし、庶民のために塾を開くわけではなく、僧侶など限られた人たちにのみ、その思想を伝えていたのだろうと考えられる。

このように、梅岩以前に同じような思想家が活躍していたとしても、立場を超えて多くの人を対象にした塾を開き、全国に広めた人はまずいないのでは!?
多くの人が長期にわたり「石門心学」を心の拠り所にしていた…。
弟子たちの活躍から見えたこの事実は、私を
「日本人の価値観のもとになったのは、石田梅岩の思想である」という答えに導いてくれる。

私がこのところたびたび口にする、
日本の本来の価値観に立ち帰る“日本道”。
まさにその考えの大基(おおもと)は、石田梅岩の思想ということ。
梅岩の“正直、倹約、勤勉”を代表する精神こそ、
これからの日本にとって必要な思考であるはずなのだ!



心学修正舎の後藤三愚氏

20代の頃に思想に触れ、勉強している

日本人の価値観を作った人物

多くの人が梅岩の思想を学んだ

 


 








流通、製造、サービスetc…。今注目のビジネス・企業をご紹介。


儲かるビジネスではなく、必要とされるビジネスへ

 

気づいているだろうか。
今、ビジネスに大きな変化が求められている時だということを。

これまでは経営者の誰もが「儲けたい」「会社を大きくしたい」「競争に勝ちたい」
そんなエゴとも言える価値観を
実践しようと展開してきた。
実はその考えでは多くの人たちから
選んでもらうことにもつながらず、
継続もままならないことがわかる。
そんな時代に、私たちが目指すべきビジョンは「必要とされるビジネス」であり、
「期待されるビジネス」である。
今がビジネスのパラダイムシフト、価値観の転換期なのだ。

これは私が岩手県陸前高田にあるしょう油メーカーを訪れた時のこと。
震災の被害は大きく、経営者は当然事業を継続をするべきかどうか考えたという。
「果たして自分たちはここで同じビジネスをやるべきなのか」。
しかし、彼らは決断したのだ。「この町を復興させるためには、私たち中小企業がビジネスを再開し、雇用を継続しなければいけない」と。
私はこれこそ「必要とされるビジネス」と思う。

また、私の処女作である『非効率な会社がうまくいく理由』で紹介した、シャボン玉石けんにも同じようなことが言えるだろう。
シャボン玉石けんは当時、売上げの大半を占めていた合成洗剤を突然、無添加洗剤に変えたことで、長い間赤字が続くという厳しい状況に陥った。
しかし、肌に優しい無添加洗剤は後に、全国の人から必要とされ、期待されるものになったのだ。
まさに「期待されるビジネス」へと変わった瞬間だ。

そして、拙著『儲けないがいい』の冒頭にある「3人の仕事」では、畑仕事の得意な人、狩りが得意な人、料理が得意な人が、モチベーションを高く持って
それぞれが得意分野で力を発揮し、お互いを必要とし、期待するといった
ビジネスを展開している。

人は今までよりも「選ぶ」ことに関して力を注ぐ時代にある。
会社、商品、人に対して何かしらの選ぶ理由や意味を求めているのだ。
すなわち、理由のないものは選ばれないということ。

だからこそ私たちが目指すべき方向は、
「儲かるビジネスではなく、必要とされるビジネスへ」であり、「存在するビジネスから、期待されるビジネスへ」なのだ。
ここでビジネスに対する価値観を転換しなければ…ということ。

 

 

 

 


3人の仕事

得意分野で力を発揮!

必要とされ、期待されるビジネスへ…

価値観の転換期は今!

 


 

 




これからのビジネスが見えてくる、モノ・コト・場所をご紹介。


コミュニティスペース“ネコワーキング”

 


“コワーキング”ではなく、“ネコワーキング”。

これは誤字ではなく、
“ネコ+コワーキング=?”ということ。
コワーキングスペースというのは、
起業を目指す人や、フリーランスの人、ノマドワーカーの人(私のように、遊牧民的にカフェなどを渡り歩き仕事をする人のことだ!)などが、
事務所や会議の場として利用できる施設と言われている(ホントはちょっと違う?)。

今回私がお邪魔したのは水道橋にある“ネコワーキング”。
私の会社は飯田橋にあるので自転車で5、6分というところだ。
来て早々、本来の玄関ではないところから
間違えて土足で入るという失態をおかしてしまった。

まず床を見ると、50cm角のムク材が隙間なく並んでいる(実はカーペットタイルの上に並べてある)。
そして、10人ほどが向かい合える大きなテーブルの天板にもムク材が。
椅子の上にはグレーの縞模様のメス猫が丸まっており、私に気付いて薄目を開けてこちらを眺めている。
棚の上のスペースではブチ模様のもう1匹が、
昼下がりの暖かい日差しを浴びながら、
気持ちよさそうに眠っている。

猫にとって気持ちがいいスペースは、
結果的に人間にとっても気持ちがいいという発想から来ている。
床や机に使われているムク材、飾らない印象のインテリア、おしゃれなBGM、高い天井。それらが相まって、まったりとしたとても居心地のいいスペースになっている。
私がついつい土足のまま入ってしまったのも
仕方のないことかもしれない(これは言い訳だが…)。

代表の広瀬氏は、
「ただスペースの提供をしたり、猫カフェをやりたいわけではなく、新しい出会いのあるコミュニティを創造したいのです」と語る。

通常のコワーキングスペースでは、
隣の声があまり聞こえないように考えられているが、ここではちょっと違う。
あちらではワークショップを、こちらではITの打ち合わせを、その横では映画の話を! 新たなコミュニティづくりが目的なので、
隣で何を話しているか聞こえる開けた空間がポイントなのだ。

昨年11月のオープンから5ヵ月経つが、
まだ採算に合うところまで来ていないという。
ところが、いくらかのパブリシティ以外、ほとんど告知はしていないそうだ。
ムリして告知してこの価値観に合致しない人に来てもらっても、それもまた問題だと。
すなわち、やりたいこと、考え方、その仕事のドメイン(領域)は違っても、どこか共通する
価値観を持った人たちが
集まるコワーキングスペースにしたいということ。

“ネコワーキング”にとって大切なのは、コミュニティ。
どこか許し合える人たちの、このスペースならではのコミュニティなのだ。
そのコミュニティの“語らないアドバイザー”が猫たちってことだろう。
すなわち、“ネコ+コワーキング=キング&ココの居心地コミュニティ”となる。
ちなみに、キングとココっていうのは、ここの主である2匹の猫の名前だけど。

利益を求めて外へ外へと発想するのではなく、
形成されたコミュニティを軸に新たなビジネスを展開するのもいいのでは…。

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ネコワーキングのホームページは
コチラのURLです↓↓↓!!
http://necoworking.com/

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キングとココが出迎えてくれる。

白い壁とムク材で優しげな印象だ。

猫も思わずウ〜ンと伸び!


ワークショップに使うもよし。

 

 



 

 




今の時代は、人の心を動かす「情動力」が必要。
身につけるコツや事例をたっぷりご紹介。

2012年度のリーダーズセミナー

 

テーマは「現場力」。

今年も始まったリーダーズセミナー。
第1回目GUEST講師は、私とともにBUSINESS LAB.のパーソナリティを務める山尾百合子氏。

普段はビジネスにおいて、女性をどうターゲットにし
展開していくかについて多くを語っている山尾氏。
今回はリーダーズセミナーということで、
リーダー養成のためのワークショップを中心に
セミナーを展開してもらった。

そのワークショップの中で、
特に受講者が熱心に取り組んでいたのが、
20項目あるものに優先順位をつけるゲーム展開だ。

まず、自分だけで考える。
そして次にはチームでその優先順位を
会議をもって決定していく展開。
結果を見てみると、それぞれの物事の捉え方や考え方、価値観の違いがうまく相乗効果を起こし、
誰もが個人の時よりもよい結果を出していた。

この結果については私も驚き!

このようにリーダーズセミナーでは毎回GUEST講師が、
リーダー育成するためのお話をしてくれるのだ。

また、本セミナーでは毎年、
変化する時代をリードする仕事人を養成するために
テーマを変えているのだが、今年度のテーマは「現場力」。

これからのリーダーには、実際に現場を見て、
そこにある問題点や特約を把握し、
どう対処していったらいいのかをスピーディーに判断し、行動に移していかなければならないからだ。

つまり、これからも過去を見ながら
先を予測することは必要だが、価値観の転換期にある今。
これまでとは違う時代が目の前にあり、
それに対処するためには、
過去のセオリーからの判断ではダメだってこと。

今年の12月、受講者たちが、立派なリーダーになるように、時には厳しく時には優しく鍛えるぞ〜!


 


 

 

 



リーダーとは

座学だけではない
ディスカッション

初体面とは思えないほど異見を交し合った
最後のまとめ!




 


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