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2012.01.30



毎週、中島セイジが街を歩いて見つけた何かをモバイルで激写!

人とりんごの木の関係

 

台所に立つといい香りが…??
クッション材のプチプチに包まれているのに
香りが漂う。

あの木村秋則さんのりんごの香りだ。
はっはっは。わが家には木村さんのりんごの木で
育ったりんごがあるのだ。

わが家に届いてから1ヵ月半。
通常のりんごからは香ることのないだろう程のりんごの香りが漂う。
やっぱり木村さんのりんごは、
他のりんごと違うのだろうか。

無農薬・無肥料の自然栽培だから。
土壌づくりがしっぱりされているりんご畑だから。

本当にそれだけだろうか。
このりんごを眺め、香りを楽しんでいると、
それだけではないように思えてならないのだ。

10年、いや10数年にもおよぶやり取りで、
木村さんと、木村さんの畑のりんごの木たちに
それまでにはない“人とりんごの関係”が
カタチづくられたように思えてならない。

だから、カタチ上だけ真似たところで、
このりんごにはなり得ないということ。
木村さんと木村さんの畑のりんごの木たちとの
深い関係があってのりんごの果実なのだ。

木村さんと木村さんの畑のりんごの木たちとの
コラボレーションによる成果と言っていいだろう。
あの長い長〜いプロセスがあっての成果。

それまでの人と植物の関係を
超越した関係といってもいいのかもしれない。

やっぱり、あのプロセスがあっての、
この成果ということ。
プロセスをもっともっと大切にしなければ…。

木村 秋則 氏


 

 


 

 


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今の時代は、人の心を動かす「情動力」が必要。
身につけるコツや事例をたっぷりご紹介。

エコペーパーレスシステムの奏功

 

友人の社長に誘われ、
私は“エコペーパーレス協議会”の
理事を務めている。
確かに、以前からコピー料金の高さに
悲鳴をあげていたわけで、
当然ペーパーレス化を図りたいと思っていた。
そこで、約8ヵ月前、弊社クオーターバックにも
ついに導入を決断したというわけ。

この30年で何度か引越しをしたが、新しいオフィスは
前のものより大きいところを選んできたため、
常に物も増え続け、なかなか整理整頓が
できなかった。
しかし、昨年の6月についに実行!
不要な什器や家具、資料が、出るわ出るわ、
遂にその量は2tトラック3台分もあったのだ。

実際に行動を起こしてみて、何が変わったのか。
実はこのエコペーパーレスシステムは、
いくつかの施策が合わさってのシステムと
なっており、導入により大きく3つの効果をもたらしてくれた。

1つ目は、“スペースのダウンサイジング”。
多くのものを捨てたことによって、
会社の1/3にも及ぶスペースが生まれ、
今はそこでセミナーを開催したり、
時には撮影スタジオとしても使用している。
物理的なスペースの有効活用を実現させたのだ。

2つ目は、ITシステムの導入。ITの技術を取り込むことで、会社の業務の管理がよりしやすくなった。
未来管理サービスとクラウドコンピューティングの合体により、お客さまへの請求、外部スタッフへの支払いなど、経理面と事業管理が一元化された。

この様に業務をIT化することで物理的な作業が少なくなり、その労力を必要なものに回せるようになる。
実はクリエイティブな仕事をしていても、日常には雑務も多い。
それがIT化によって解放され、
勝負どころで勝負できる環境づくりが可能になった。

3つ目のメリットは、この環境づくりによるスタッフの意識の転換。
かなりのフリースペースがオフィス内にできたことによる気分的メリットもあり、物理的な環境の改善は相乗効果がかなりあったのだ。また、環境の整備は頭の整理にもつながり、モチベーションアップにも
奏功した。

この3つの他にも、省エネやコストダウンというメリットもあり、ペーパーレスの実現は多くの相乗効果を生み出した。
物を捨てるというのは、やろうと思っていてもなかなか行動できない。
しかし、実際にやってみると、物理的なことだけではなく、精神的にも良い効果が生まれるということだ。


 

 

 



ペーパーレス導入を決断

社員総出の大環境整備!
広々としたフリースペースが誕生

生まれた相乗効果にこうご期待




 









中島セイジが時流を裏と表から徹底解剖!

パラダイム登山論

 

“パラダイム”とは、通常は「枠組み」という意で
使われることが多いが、
私は「概念とか価値観」という使い方を多々する。
中島流でいうパラダイムシフト75もそのひとつだ。

簡単にいうと、ひとつの価値観が
75年周期で変化してゆくという法則だ。
詳しくはバックナンバーを読んでいただくとして…
常々この思想をもっと解りやすい形で表現できないかと思っていたのだ。
そこで、今回の“パラダイム登山論”である。

種を明かしてしまうと、実はある一冊の本に
インスピレーションを受けたのだ。
それは、五木寛之氏の著書『下山の思想』だ。
表紙を見た瞬間に「これだ!」とひらめいた。
そしてたどり着いた先が、パラダイムシフト75と
登山論を組み合わせた“パラダイム登山論”だ。

思い描いてほしい。
75年の周期ごとにひとつの山があるイメージだ。
そして、その山がパラダイム、つまり価値観や概念そのものなのだ。

まずは1795年の寛政の改革から1870年の明治維新まで。
この75年間にある山を「開国の山」と名付けよう。
鎖国によって世界から取り残された日本が、
吉田松陰らの活躍により開国へと導かれた75年だ。
開国のために多くの血が流れ(それほど流れなかった?)、迎えた頂上が大政奉還だ。

次に登った山は、明治維新後から1945年の敗戦にかけての75年間、これを「覇権の山」としよう。
西洋の列強諸国に憧れ、力ずくで権力を奪うことに終始した時代だ。

そして、現在私たちが歩んでいる山は、敗戦直後から2020年まで。
平成の仕事道へと続く山だ。
その山を、私は「経済至上山」と名付けた。
数字の豊かさばかりを追い求め、夢や志よりも我欲を優先する登山、それが今という時代だからである。

だが、現在はすでに下山の途中だ。
五木氏も著書で述べているが、下山時は登りよりも
少し冷静になることができる。
だからこそ、山から社会を見渡し、次に登る山のことを考え、見据えていかなければならない。
そのうえで私が見据えた次の山、
それを「美しい日本道 Fujiyama」と名付けてみた。
今までは欲にまみれた山登りであった。
だからこそ、次は富士山のように美しい、
そして日本ならではの価値観を目指すべきなのではないだろうか。

今はひとつの山を登り、そして下っている。
より多くの人が、価値観の終わりと変革を肌で感じ、
そして次はどのような山に登るのかを考えること。
それが、今よりもずっと美しい日本へとつながってゆくのではないだろうか。

 


 




 



 

 


 

 




ビジネスに、人生に役立つおすすめ本。


『下山の思想』五木寛之著

 

私の新たな概念、“パラダイム登山論”誕生の
きっかけとなった本がある。
それがこの五木寛之氏の『下山の思想』だ。

先日、書店で目に入った「いま新しい下山に向けて」という帯のキャッチコピーも気になり、さ
っそく購入し読んでみたところ、全身にビビビッ! と電流が…。

五木氏いわく、登山は3つの要素から
成っているという。
まず「山に登ること」。
次に「山頂を極めること」。
そして「下山すること」だ。

言うまでもなく、登山と下山は表裏一体。
登ったら下りる、それが世の必然というもの。
「太陽も、朝日として昇り、夕日として西のかたに沈んでいく。
沈んでいくからまた…」という例も書かれている。

それらと同様に、時代も山頂を極めたら下山しなければならないのだ。

ここからは中島流の解釈だが…。
これまで経済優先型時代の山を登り、世界第2位の経済大国にまで到達した。
ところがいまや中国にも抜かれ経済大国でなくなっただけでなく、様々な社会問題を抱える日本になってしまった。

いや、日本だけではなく、世界の経済も危機を
迎えていると言っていいだろう。
世界がこの経済を指標とする社会を問題視するようになったのだ。

ここにあっては今いる山からすぐさま下山を始めなければならない。

しかし、それは今の日本からの「転落」ということでは決してない。
五木氏は、下山の過程では心に余裕が
生まれるという。
登山のときよりも落ち着いて周囲の風景や植物を
観察できるようになるというのだ。

時代のパラダイムシフトにおいても同様で、
登山中は無我夢中で山頂をめざしたが、
下りるときはこれまでの時代や現状を、
落ち着いてマクロ的な視点で見つめることができる。

次なる時代への向かい方について模索中だった私に、
この下山の思想はピッタリとはまったというわけ。

それにしても、このところ中島の心をつかむ
浅田次郎氏・60歳や五木寛之氏・80歳。
さすが色々な経験を通して行き着いたマクロ的な視点で世の中を俯瞰し、
それを私たちに発信してくれている。

私もいくらか歳をとったせいだろうか、
諸先輩たちの発信に私の音叉(オンサ)が共鳴する。

 

 


読んだらもう知らないフリはできない!




 

 


 

 

 




これからのビジネスが見えてくる、モノ・コト・場所をご紹介。


ビジネスシステムの転換

 

先日無事に終了した、
αクラブ定例会新春特別セミナーで、
講師の一人であった小阪裕司氏の講演。
そのテーマは“複雑系時代”のビジネスの変化についてだった。

小阪氏の話を聞き、買い物行動の変化について、
私の頭にはこんな4つのビジネスシステムが展開されていた。

1つ目は買い方の変化。
a.ショッピングモールでの衝動買い。
  今やショッピングモールはレジャー化し、
  そこへ行ったら思わず買いものをしてしまう。
b.また、自分のお気に入りのブロガーの影響を受けて、
  web上でもついつい衝動買い。
c.また、twitterやSNSを利用し
  コミュニケーションをとっているうちに
  商品情報と出合い、買いに。
d.お気に入りの店ですすめられて…などなど。

2つ目は生きる目的が大きく変化しているということ。
今、モノに対して憧れを持つ人が少なくなって、
コト・シーン・体験が重要視されてきた。
また、趣味を追及する人も増え、1億人総オタク化現象が起きている。
つまり、一般の人たちには理解されないが、
一部の人からは熱狂的に支持されるようなものなど、
生きる目的の違いによって、購買行動も変化しているといえるだろう。

3つ目は価値観の変化。
  これまでは、各階層ごとの価値観はほとんど同じで、
その価値観で行動を読むことができたのだ。
ところが、今は1点豪華主義のような、
中島流にいうところの“ひとり時間差の贅”を
追及するようになったのだ。
あるものに対してはお金を出すような人たちが増えている。

4つ目は格差の拡大だ。
いま年収が300万前後の人たちは3〜4割だといわれている。
もちろんそれ以上の人たちもいるわけで、
年収と同じように自然と買い物にも格差が出てくる。

買い物行動の4つ例を出したが、
これはほんの一部に過ぎない。
これだけ生活者にも変化が見られているのだから、
メーカーや流通企業側も旧態依然とした
硬直化しているシステム体制を変えなければならない、というわけ。

選ばれるビジネスをしていくには、
自分たちの都合に合わせていてはいけない。
生活者の変化に対して常にアンテナを張り、
いち早く行動することこそ人々に選ばれる理由になるのだ。

 

 

 


私の話にも熱がこもる

熱く語っていただいた!

講演のチラシ!


 

 



 


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