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07/22
2014

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“見・投資交代25”

「ピッチャーの交代をお知らせします。
ピッチャー堀内に代わりまして、宮田…」。
私くらいの年齢の人ならご存知かと思うが、
“8時半の男”として有名になった
ジャイアンツの故・宮田投手への
交代のアナウンスだ。

プロ野球の世界では、
監督という客観的判断ができる人間が
交代の指示を出せる。
しかし、ビジネスの現場には
監督のような立場の人はいない。

会社経営においては
監督という立場の人はいなく、
経営者自らが交代か続投かを
判断しなければならない。
まさに“見・投資”が求められる。
さらに社長が創業者ともなれば
尚のことだろう。

つまり、いくら能力やエネルギーが
あり余っていたとしても、
続け過ぎることは
逆に陰りを生むきっかけになりかねない。

最近だと“ジャパネット高田”の社長が
65歳を迎えて、35歳の息子に
社長の座を譲る決断を下した。

高田社長も私同様、
創業社長なので相当な覚悟が
あっただろうが、
この時期に“見・投資交代”を
することが非常に大事なのだ。

私の場合もそうだ。私がいるクリエイティブ
業界を見渡すと、
同世代の社長たちの大半が
引退して次の世代にその座を譲っている。

なぜなら私たちクリエイティブ業界は、
電子機器の扱いに差が生まれる
デジタル格差、いわゆる
“デジタルデバイド”
“ジェネレーションギャップ”などの
弊害にぶつかるのだ。

そうなると、次第に時代やクライアントの
感覚にそぐわなくなってきてしまう。
だからこそある一定の間隔での社長交代が必要なのだ。

そもそも、仕事をする上で
一番活躍できる年齢が、
社会的知識、ビジネスへの関心、
人間性を含め30代の前半から50代後半までだろう。

そのため、この世代の人間に
シフトしていくことが望ましい。
数字にするとおおよそ25年周期となる。

実例としては、18代続く老舗和菓子店の
“とらや”も創業約480年だが
おおよそ25年周期(一代約27年)で
経営者が代わっているし、
320年余り続く“半兵衛麩”も
同様だ(狙ってかどうかはわからないが…)。

きっちり25年の交代が
良いというわけではないが、
次代の変化に対応できる周期が25年なのだ。

引き際の判断を自らできる社長が
いる企業こそ、“見・投資力”があり、
長く良いビジネスが続けられる企業と
言えるだろう。

私も今年の9月からは、
あと1年と少しは会長職として
働いていくつもりだ。

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ビジネス見・投資√25

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弊社新社長予定者の山田副社長

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