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04/27
2015

key (4)

“凡事徹底”の極意

些細なことでも徹底的に行うことを
“凡事徹底”と言う。
例えば、掃除は誰にでもできる行為だが、
これを何十年も続けるのは難しい…。
この言葉と言えばもちろん、
イエローハットの創業者でもある鍵山秀三郎相談役のものだ。

東京 掃除に学ぶ会は月に一度、
朝に新宿の歌舞伎町や渋谷の道玄坂などの
清掃活動を行っている。
先日も5時50分から渋谷を掃除したのだが、
鍵山相談役は渋谷駅の南口にある水路掃除にこだわるのだ。

南口といえばモヤイ像があるが、
あの大きい鼻にはこの臭いが気になるだろうと
心配しているのかもしれない!?
毎日何万人も利用する南口は、ホコリや土、
そしてゴミが水路を埋めている。
それゆえに水路のフタを取って、徹底的に掃除するのだ!

そういえば、中国には「10年、偉大なり。20年、畏るべし。
30年、歴史なる。50年、神の如し。」という格言がある。
昨年、鍵山相談役は掃除道50周年のイベントを行ったわけだから、
既に神様の領域ということだ…。

私の発想した選ばれるための“選ばルール7”も、
最後の項目は“徹底の二乗”としている。
“手間をかける”、“本物にこだわる”、
“とことん追求する”などは、もちろん経営において大切だが…。
いかにこれらを徹底するか、それが重要なのだ。
つまり最終的には“徹底の二乗”が鍵となる!

鍵山相談役の“凡事徹底”は、
その“幅と奥行”にあると思うのだ。
先日の例で言うならば…
水路のフタを持ち上げてまで掃除する、
細かいこだわりが奥行である。
または掃除道具を綺麗に洗う、
徹底した姿勢のことだ。
次回も気持ちよく掃除を始められるよう、当たり前に整理整頓しておく。
そういう行為が、徹底に繋がっていく。

こういったことを何年継続できるかによって、
徹底の度合いも大きく異なっていくだろう。
鍵山相談役の著書には“凡事徹底”という
タイトルのものもあるが、
平凡なことを非凡なまでに続けることで身につくものがある。

鍵山相談役が50年もの間、
掃除を徹底的に継続してきたことで、
掃除の会は全国130箇所まで拡大した。
そしてその活動は日本に留まらず、
海外のいくつもの国で始まっている。
今やあらゆるところで定期的に集まり、
街頭清掃やトイレ掃除を行っている。

すなわち、一人の“凡事徹底”が50年続いたことで、
世界に“新しい当たり前”の輪を広げたのだ!
いかに凡事徹底がスゴイエネルギーを秘めているか…。
掃除の会を通して、凡事徹底の偉大さを改めて感じた。

そういえば、掃除道具を持って南口に向かう
鍵山相談役の顔には、
笑みがあったようにも見えた…。

key (1)

清掃に励む皆さま

key (2)

モヤイも喜んでいる!

key (3)

すごい量!

key (4)

さ~て水路の掃除だ

key (5)

タバコの吸殻が目立つ

key (6)

水路掃除に熱心な鍵山相談役

key (7)

皆でやれば早いぞ!

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