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はなまるア・ラ・カルト

06/06
2016

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ダイバーシティismのすすめ

近年の「ダイバーシティ」と言えば、
多様性を活かした人材と働き方の意味で使われることが多い。
しかし今回私が言いたいのは、
本来の意味の「多様性」についてだ。

いつも私は自転車で通勤、活動することが多く、
リュックを背に颯爽と街中を走っている。
(颯爽と見えるかどうかはわからないが…。)

ところが先日の昼頃は雨が降っていたので、
傘をさして街を歩いていた。

そこは普段よく通るところなのだが、
新しい飲食店のメニュー看板が目に入ってきたのだ。
思わず予定を変更して、その看板に書かれていた
グリーンカレーを食べてみたりして…。

この看板には、歩くスピードだから気付いたわけで、
自転車のスピードだと、気付かないまま通り過ぎてしまうだろう。

このように、徒歩だからこそ気付けるものがある!
走るスピード、車のスピード、新幹線のスピード…
飛行機だってマッハの速さゆえに見えないものは多いが、
富士山の頂を上から見られるのだ。

そう、それぞれの“スピード観”には意味がある。
大切なのは、今回のテーマである「多様性」ということ。

そんなことを考えていた折、
とある本を読んだらこんなことが書いてあった。

アメリカのレストランの中には、メインのメニューが
ビーフ、チキン、ポーク、シーフードの
4種しかない店があるのだと。
しかも調理法は全て同じで、焼くだけ!
飲み物も、コーク、ダイエットコーク、
セブンアップの3種だけだとか…。

このレストランのように、
アメリカ的な経済優先型の社会は効率を優先し、
企業にとって都合が良い仕組みになっている。

これではGDPこそ伸びるものの、
市民は非常に狭い選択肢しか持たず、
“幅と奥行き”のある生活はできない。
モノはあれど、ある意味の
貧困社会に陥っていると言えるだろう。

そう考えると、さきほどの多様性がいかに重要かがわかる。
その多様性を大切にすることが、
今回のタイトルである「ダイバーシティism」だ。

日本には四季があり、
それぞれの地域に特色と伝統文化がある。
同じ種類の食べ物でも、土地によって違う味にもなるし、
その地ならではの食べ方もある。
日本には、選べる豊かさがあるのだ。

こういったものの見方をしてみると、
日本の中小企業もダイバーシティを
もっと活かした発想をしたほうがいいのではないだろうか?

大手企業は効率を求め、
どこに行っても同じようなものを売ったり、
チェーンで展開するのがほとんどだ。

だからこそ、中小企業には地元の特色や
技術を活かしたビジネスをおすすめする。
それこそが中小企業の生き方なのだ。

もう、多くの生活者が気づき始めている。
選ばれるには、奥行きある価値が必要なのだ。
すなわち、ダイバーシティを意識した
ものづくりやサービスが選ばれるということ。

それが日本型のビジネスであり、
生活者が貧困にならないための社会づくりとなるのだ。
自らの企業のみならず、社会全体を
「ダイバーシティ」な風土にしていくことが、
これからの中小企業が担う役割だろう。

これが、私の考える「ダイバーシティism」ということ。
弊社も、もちろんその価値観と誇りを持って展開しているのだ。

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自転車のスピードでは気付かないことも

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歩くスピードだから出会えたカレー

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