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09/16
2014

sgt

日産の復活は、“日産ウェイ”

先日、ラジオBUSINESS LAB.の収録で
日産自動車の副会長、志賀俊之氏に
お話しを伺う機会があった。

面白いお話は色々と聞けたのだが、
何といっても私の印象に残ったのは
5つの心構えと5つの行動からなる“日産ウェイ”だ。

正式には”NISSAN WAY”と
アルファベット表記するらしいのだが、
これは全ての従業員が実践すべき「行動指針」にして、
今後の成長を実現していくための「道しるべ」だという。

これは、一人ひとりの努力を同じ方向に向け、
集約するために考え出されたものだ。
単なる行動指針ではなく、
「今後の成長を実現していくための」
というところが良いではないか!
まさに、私のよく言う“見・投資”だ。

実は、この日産ウェイ誕生には、
日産復活の歴史が深く関わっているのだそうだ。
1990年代、危機的状況にあった日産は、
フランスの自動車会社ルノーとのアライアンスを前提に、
「日産 リバイバル・プラン」として
様々な再生策を練っていた。

その時の担当者で、リーダーシップを執っていたのが、
なんと当時部長を務めていた志賀氏だった!
その縁から、カルロス・ゴーン氏の社長就任後も
経営に深く関わっていくことになる。

そしてリバイバルプランが功を奏し、
日産は様々な変化を遂げていった。
企業として、あらゆる面が上向きになっていったのだ。
そこで、2004年に
「1999年以前と以後、この違いを大切にしようではないか」
ということで役員たちによる箱根合宿が行われたという。

日産の将来のために、全社員が共有できる行動指針を!
という思いから生まれたのが“日産ウェイ”だ。
これによって日産の再生はより確かなものになり、
世界有数のメーカーになっていった。

すなわち、この“日産ウェイ”は
日産の復活・再生だけではなく、
次の時代の成長のための行動指針として
位置付けられたところがスゴイのだ。

また、私が今回の収録でぜひ伺いたかったのが
カルロス・ゴーン氏のこと。
大胆なコストカット策で知られる氏の、
人柄とはどんなものなのだろうか?

志賀氏によると、ゴーン氏は経営者として
非常に現実的な一面を持ちながら、
従業員一人ひとりのこと、彼らの家族のことまでも
考える人なのだという。
優れた経営者として、
この両面が大切なのは言うまでもない。
そしてゴーン氏の人柄を語るエピソードとして、
こんなことを教えてくれた。

ゴーン氏と志賀氏がある時、
夜行の飛行機に搭乗していた。
志賀氏はその時とても疲れていて、熟睡していたのだという。
ゴーン氏は隣で眠る志賀氏を気遣い、
やがて朝食の時間が来て機内サービスが行われても、
起こしてはいけないと自分の分の朝食まで断った。
そして静かに読書をしていたのだそうだ。

こんな心温まるエピソードも聞くことができた
志賀俊之日産副会長との収録。
もちろん経営についてのお話もたっぷり伺えた。
InterFMにて9月21日・28日(日)朝6時からの放送をお楽しみに!

sgt

ニッコリ笑う志賀氏との一枚!

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