時代の流れを定点観測 時流観測所

1484

大人ランドセル

大人用デザインに

ビジネスシーンで人気

数年前に海外セレブがランドセルを背負う姿が報道され、世界のランドセル人気が日本に知れ渡った。さらに最近は大人向けにリデザインされた高級ランドセル『大人ランドセル』が、国内で注目されている。
ランドセルといえば、背負いやすく疲れにくい、大容量などの利点が多い。同じような機能を持つリュックは布製でカジュアルなデザインが主流だが、大人ランドセルは革製でフォーマルなため、ビジネスの場でも気兼ねなく使えるそうだ。そのため主にビジネスパーソンに好評なようで、予約が殺到しているという。海外の影響でランドセルの良さが見直され、そのタイミングを逃さずに商品開発を行った姿勢が、成功の秘訣なのではないだろうか。
【参考URL】http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/030800018/030300277/

1483

親の雑誌

親の自分史

プレゼントに活躍

自分の人生をまとめた冊子「自分史」のサービスが普及するなか、子どもが親にプレゼントするための親の自分史も人気を博しているという。
これは『親の雑誌』というサービスで、全国の「親御さん」を対象に取材を行い、その人の情報や年表などを整理して冊子にまとめるというものだ。少部数で制作できるうえに比較的リーズナブルなため、全国から注文が寄せられているという。一般的に親が亡くなってから「もっと昔の話を聞いておけばよかった」と後悔する人が多いため、潜在的な需要が高かったものと思われる。こういった子どもの不安を解消し、プレゼントという形で親を喜ばせる親の雑誌は、これからさらに広がっていきそうだ。
【参考URL】http://www.jiji.com/jc/article?k=000000011.000009237&g=prt%E3%80%81

1482

スポーツクライミング

オリンピックの新種目

高度、到達コースの数、タイムを競う

足場が設置された壁をのぼる「クライミング」は、いまやスポーツのひとつとして認知されている。そんな風潮から、2020年の五輪で『スポーツクライミング』が公式競技として採用された。
スポーツクライミングはクリアコースの数を競う「ボルダリング」、タイムを競う「スピード」、到達高度を競う「リード」の3種目から構成される競技だ。中でもボルダリングとリードは国内でも人気で、専用のジムも次々現れている。スピード(クライミング)も専用の施設は数こそ少ないが、先日それらを楽しめる施設が登場し、注目を集めている。五輪の公式競技に指定されたことで、ジムといった施設展開だけでなく、スポーツグッズなど関連ビジネスはますます盛り上がるだろう。
【参考URL】http://www.pen-online.jp/news/culture/moripark-outdoor-village/

1481

GINZA SIX

「新百貨店モデル」を目指す

銀座の新ランドマーク

百貨店離れによりさまざまな百貨店が厳しい状況に置かれるなか、銀座に「新百貨店モデル」を標榜する大型複合商業施設『GINZA SIX(ギンザシックス)』がオープンした。
世界的ブランドが200以上出店するほか、国内外の観光客をターゲットに、能楽堂や屋上庭園、観光バス乗降所や観光案内所などの機能も備えている。従来の百貨店は百貨店が商品を仕入れ売り場をつくり、その売り上げが収益となった。だがGINZA SIXは従来の百貨店と異なり、入店している店舗からテナント料と、売り上げに応じた歩合の賃料を取ることで収益を確保する、不動産業に重きを置いた収益モデルを取っている。百貨店の活路を切り開くこの試みが成功を収めるか、注目していきたい。
【参考URL】https://ginza6.tokyo/

1480

AutoDraw

AIが描画を推測

SNSを中心に人気

SNSを中心にGoogleの新サービス『AutoDraw(オートドロー)』が話題を呼んでいる。
これは、GoogleのAIと画像処理の組み合わせにより、誰でも素早く絵が描けるサービスだ。AutoDrawでは描画しようとしているものを推測するAIが使われており、指定の白い画面にマウスでざっくりとした形を描くだけで、その形から絵を類推して、お手本のイラストに置き換える。描画中は自由に形を変えたり一部を消したりでき、でき上がった画像をSNSでシェアすることが可能だ。すでにSNSでは“推測前”と“推測後”の絵の比較が多く上げられており、人気を集めている。Googleは以前にもAIを使った実験的な画像変換サービス「DeepDream(ディープドリーム)」を発表し、話題を呼んでいた。AI技術を気軽に楽しめるサービスは今後も増えそうだ。
【参考URL】https://robotstart.info/2017/04/12/google-ai-experiments-autodraw.html

1479

共同配送

同じ流通機関でお届け

各業界で広がる“物流改革”

通販業界の拡大に伴い、人手不足の深刻化が問題になっている物流業界。今年に入り、各業界では問題解決のために『共同配送』が実施され始めている。
これは、他企業同士が同じ流通機関で配送を行うこと。例えば、サントリーホールディングスと日清食品は、北海道・帯広エリアへの商品の配送を、同トラックで行うことを発表。配送には物量だけでなく重量制限もあるため、重たい飲料水と軽い乾麺を同時に運ぶことで、積載効率がアップし、二酸化炭素(CO2)排出量削減にもつながるという。また、食品のみならず出版やアパレルなど、幅広い企業が共同のトラックや鉄道での配送を検討しているそうだ。各業界に広がる物流改革は今後の経済にどれほど影響を与えるのか、注目したい。
【参考URL】http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170420/k10010955401000.html

1478

ダイオウイカッター

沼津港深海水族館で販売されている

売れ行きをツイート

SNSで販売促進をしようという企業の動きが高まる中、思わぬところでその恩恵を受ける商品もある。その一例が、沼津港深海水族館で販売されている『ダイオウイカッター』だ。
名前の通りダイオウイカの形をしたカッターだが、名前のインパクトはあるものの売れ行きが伸び悩んでいた。不評を嘆いた同水族館が、公式Twitterにダイオウイカの天敵を引き合いに出して「マッコウクジラ、倒せます」というキャッチフレーズと共に写真を投稿。するとTwitter上で反響が広がり、商品を求める声が相次いだ。拡散性が強いSNSを有効活用すれば、販売促進だけでなく集客効果も期待できるかもしれない。
【参考URL】http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/16/giant-squid_n_16046066.html