時代の流れを定点観測 時流観測所

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ポキっと折れるんです

郵便局が販売

風であえて折れる耐風傘

全国の郵便局がビニール傘『ポキっと折れるんです』の販売を始め、注目を集めている。これは、風圧に押されると、傘の骨の蝶番部分が折れることによって、力を外に逃し、閉じて開くだけで元通りになる雨傘だ。
降雨や降雪が少なかったにもかかわらず2,000本が完売した。ビニール傘はどこでも安価に買えることが利点だが、簡単に買えるぶん不法投棄も多いことが問題となっている。投棄されたビニール傘の処分は分別も複雑で、多額の税金がかかる。これらの問題を解決するための諸条件をクリアしたビニール傘の販売は、環境にも配慮したエコな試みといえる。消費者のニーズを反映しつつ社会性のある試みを成功させた好例として注目すべきだろう。
【参考URL】http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1707/26/news073.html

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食べられるお箸

熊本県産いぐさ100%のお箸

国産いぐさの安全性を普及が目的

愛知県の丸繁製菓から、『食べられるお箸』が発売された。これは、熊本県産のいぐさを100%使用しており、お箸として利用した後に食べることができるという商品
オーガニックのいぐさを使用しているため、安心して口にすることができる。丸繁製菓は他にも食べられる食器などを製造しており、今回のお箸も職人が丹精込めて制作したという。畳を取り入れる家庭が減少するなど、国産いぐさの現状には厳しいものがある。しかし、新たなアイディアによって国産いぐさの品質の高さを訴求し、認知度を上げることに成功した食べられるお箸のビジネスモデルは、他の商品開発にも生かせる点がありそうだ。

【参考URL】http://igsa.jp/idea/

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スマホ当たり屋

スマートフォンの普及による弊害

マナーの徹底が求められる

近年のスマートフォンの普及により、歩きスマホをする人が増加している。そんな中、歩きスマホをしている人にわざとぶつかり、けがをさせる『スマホ当たり屋』の存在が話題となっている。
スマホを見ながら歩く人に過失があるように見せかけて、歩きスマホをしている人へ故意に向かっていく様子などが防犯カメラに収められているという。さらには、スマホを持ってわざと人にぶつかり、その修理費用を請求するケースもあるようだ。体当たり行為は暴行や障害、修理費用の請求は恐喝に当たるなど、れっきとした犯罪行為である。スマホ当たり屋の被害を減らすには、今後スマホ利用者側にも一定のマナーが求められることは間違いないだろう。

【参考URL】http://www.sankei.com/affairs/news/170730/afr1707300011-n2.html

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離島活性化プロジェト

離島を無人化しない画策

近隣国からの領海保全が目的

6,000を超える島々から成り立つ日本。政府は現在、日本の領海保全のために国境に近い離島を無人島にしない施策『離島活性化プロジェクト』に力を入れている。
7月末には日本の国境に近い離島の代表者らによる「国境の島サミット」が開催し、離島を抱える自治体や民間企業と共同発足させた「日本の国境に行こう!!」プロジェクトもスタートした。そのキャンペーンサイトでは離島をめぐるツアー開催や各離島の観光情報などを入手できるという。また観光面だけでなく、魚介類の販路開拓支援の仕組みづくりを進め、離島の活性化支援のための画策も練られている。観光客や移住者の増加などの活性化で、相次ぐ中国海警局の船舶による領海侵入の歯止めになるか、今後の行方に注目だ。

【参考URL】http://www.morisawa.co.jp/topic/upg2017/

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みちくさ

今秋に発売される新フォント

言葉によって形が変わると話題に

印刷物やウェブサイトなど私たちの周りはデザインされたフォント文字で溢れている。そんな中、写植機メーカーの株式会社モリサワが発表した新フォント『みちくさ』が話題となっている。
今秋に新たに発売される中で最も注目を集めているのが「みちくさ」だ。「みちくさ」は、縦組みで入力した際に文脈を自動で読みとり、文字同士を筆で書いたようにつなげる「連綿体」にする特徴を持ったフォントだ。その他にも98の言語と海外の表記ルールに対応する「Citrine(シトリン)」、大胆な筆使いが特徴の見出し用書体「黒曜」などを提供するという。モリサワは近年、定番として利用できる書体のほか、装飾性の高い書体や日本語以外の書体を強化している。多彩な表現の可能性を秘めた新フォントがどのように私たちの眼前に現れるのか、期待の声が上がっている。

【参考URL】http://www.morisawa.co.jp/topic/upg2017/

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セーフガード

一時的な関税引き上げ・輸入量制限

米国産などの冷凍牛肉が対象

日本政府は、今年の8月1日米国産などの冷凍牛肉を対象に『セーフガード(緊急輸入制限)』を発動した。セーフガードとは、特定の農産品や工業品の輸入量が規定量を超えた際、国内産業への悪影響を防ぐため一時的に関税を引き上げたり輸入を制限する緊急輸入制限措置のこと。
干ばつによりオーストラリア産の牛肉生産量が低下した影響で、米国産の牛肉輸入量が増加したことが今回の発動の直接原因となる。この措置は米国で反発を呼んでいるが、先日米国が離脱したTPP(環太平洋パートナーシップ協定)が発動されていれば今回の措置は避けられた。セーフガードはWTO(世界貿易機関)で認められている国際ルールであり、日本側はこの一件で、米国のTPP参加再考を促す交渉を有利に運ぶカードを手に入れたことになる。本件を巡る今後の動向に注目したい。
【参考URL】http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170808/soc1708080002-n1.html

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オブアート

オブラートにイラストを描き込む

Instagramを中心に人気

Instagramの流行とともに、一般家庭でも写真映えのする料理をつくる動きが過熱している。弁当の中身を漫画キャラクターに模してつくる「キャラ弁」もそのひとつで、キャラ弁の写真を投稿するInstagramユーザー内で流行しているのが『オブアート』だ。
オブアートとは、オブラートに食用色素を使い絵を描き、食べ物に貼るというもの。イラストを転写するだけなので、具材を切って細かい細工ができなくても簡単に見栄えのよいキャラ弁をつくれるため人気を呼んでいるという。加熱するあまり家事の負担を増やし、禁止する幼稚園などもあるキャラ弁ブーム。今後もキャラ弁づくりのクオリティや利便性を向上させるテクニックや商品が生まれていきそうだ。

【参考URL】https://emish.jp/tomahisa5/lunch-box-deco-art-idea/