時代の流れを定点観測 時流観測所

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白い屋台

屋台のバー

都内各所に神出鬼没

日本で屋台といえばラーメンのイメージだが、それとは一風変わったおしゃれな屋台のバーがあるのをご存知だろうか。その見た目から通称『白い屋台』と呼ばれ、さまざまなメディアが取り上げている。
バーの名前は「TWILLO(トワイロー)」といい、深夜から朝方にかけて都内のどこかに出没する。店主のツイッターを頼りに屋台を見つけると、そこで飲めるのは各国の上質なお酒だ。グラスも高級品で、木造の屋台と提供するサービスのギャップが魅力だという。多忙な生活に疲れた人々が、一時の癒やしや見知らぬ人との出会いを求めてやってくるというトワイロー。店のストーリーや幻想的な雰囲気が人気の秘訣なのかもしれない。
【参考URL】http://www.enjoytokyo.jp/solo/detail/564/?__ngt__=TT0cd68beac000ac1e4ac206azdKti7adSPAA9WtWTaDpw

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エアクロ

月額制レンタルサービス

順調に会員拡大

音楽や映画、果ては車までもが定額で利用できる月額制サービスが普及しつつある。中でも、ファッションをレンタルできる日本初の月額制サービス『エアクロ(正式名称airCloset)』がリリースから二周年を迎え、注目が集まっているようだ。
エアクロは月額制で服をレンタルでき、返却期限がないことが特徴だ。服はプロのスタイリストが選んでいるため、ハイセンスかつ最先端なおしゃれを楽しむことができる。さらに、スタイリストに感想を送ることで自分好みの服を送ってもらえるほか、返却の際にはクリーニング不要だそうだ。このようなサービスがユーザーの心を掴み、現在までに会員数は10万人を突破。月額制ビジネスの成功例として、今後の展開が期待されるサービスである。
【参考URL】https://www.air-closet.com/quality/#styling-quality

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かざして駅案内

AI技術を使ったナビゲーションシステム

表参道駅限定の実証実験

都心の地下鉄駅構内は構造が複雑なため、迷った経験のある人は少なくないだろう。しかしこれからは、スマホさえ持っていればその問題は解決するかもしれない。
東京メトロ(東京地下鉄株式会社)とNTT(日本電信電話株式会社)は新サービス『かざして駅案内』(表参道版)を期間限定で実施することを発表。これは、AI技術を使った駅構内のナビゲーションシステムサービス。専用アプリ「メトロラボ2017」を起動し、所定の案内看板を撮影することで、現在地から目的地までの道順を案内してくれる。2020年の東京オリンピックを見据え、言語不要のインバウンドサービスの先駆けとなるか注目だ。
【参考URL】http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/51779/

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羽田市場

「朝獲れ」ブレンドの確立

鮮魚流通の活性化

寿司や刺身を食べる日本人にとって、魚の鮮度は無視できない。そこに注目したのが、羽田空港の貨物ターミナル内にある卸売市場『羽田市場』を使った鮮魚流通ビジネスだ。
現状、都内に出回る鮮魚は築地市場を経由し陸路で店舗に配送されるが、遠方で水揚げされる魚は、都内に届くまでに生食で提供できないほど鮮度が落ちてしまうという。そこで生まれたのが、水揚げ後に直接羽田に空輸し、空港内の貨物ターミナル内で卸売りする羽田市場だ。このルートを使えば、水揚げから提供までの時間が短縮され、より新鮮な「朝獲れ」の魚を都内で提供することができる。流通の改善により、高齢化と漁獲量減少に嘆く水産業が活性化することを期待したい。
【参考URL】http://www.mag2.com/p/news/237192

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国境税

貿易赤字防止案

在米企業にも影響

外交や国内政策において「アメリカ第一」を掲げるトランプ大統領が、貿易赤字防止のために掲げる『国境税(国境調整税)』に注目が集まっている。
国境税とは、輸出入における商品が国境を越える際に賦課・還付される租税のこと。トランプ大統領は今回、メキシコからの輸入品に20%の関税をかける案を検討していると発表。この税収で、メキシコとの国境沿いに建設する壁の費用を捻出する考えだ。この発表を受け国内外では賛否両論となり、ホワイトハウスもこの案を支持しているわけではないと表明した。またこれは、各国の在米企業にも影響するため、今後の動きに注視しておくべきだろう。
【参考URL】https://kotobank.jp/word/%E5%9B%BD%E5%A2%83%E7%A8%8E-65243

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友人代行

若者からの依頼増加

SNS拡散用の“友人”

家事や荷物運び、イベントの手伝いなどさまざまな用件を代行する「便利屋」。いま、その便利屋に若者からの『友人代行』の依頼が増えているという。
友人代行とはその名の通り、依頼主の友人のフリをしてイベントに同行したり、食事をしたりすることを指す。中には「式に出席する友人が少ない」として、結婚式の代理出席を依頼する人も多いのだとか。また、若者の間ではSNSに掲載するためだけに一緒に写真に写ってもらう友人役を依頼する人もいる。これは、SNSを通して友人の数が可視化されたことによって、友人の少なさに恐れを抱く若者が増えたからだという。こうした現象は、かつてと比べ情報コミュニケーションが円滑になった現代だからこそ生まれた弊害ともいえる。今一度、“友人”の在り方について考え直すべきなのかもしれない。
【参考URL】http://www.jiji.com/jc/article?k=2017021300160&g=soc

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C CHANNEL

縦型の動画サイト

シェアしたくなるような動画

動画配信アプリ『C CHANNEL(シーチャンネル)』が若い女性の注目を集めている。
特徴はスマートフォンでの視聴を前提とした、再生時間の短い縦画面の動画のみを配信していることだ。アプリ内に留まらず、TwitterやFacebook、Instagramなどの他のソーシャルメディアでもC CHANNELの動画が支持を得るなど、分散型のメディアとしても成功している。一般ユーザーも投稿できるが、「クリッパー」と呼ばれるタレントやモデルが制作するファッションや料理などの動画と、社内の制作チームの動画がメインコンテンツだ。通常、動画サイトの広告は邪魔者扱いだが、C CHANNELでは広告主の商品を使用したオリジナルハウツー広告を制作することで繰り返し視聴してもらう確率を上げることに成功した。シェアしたくなるような動画作りを展開しているC CHANNELの展開に注視していきたい。
【参考URL】https://japan.cnet.com/article/35096383/