時代の流れを定点観測 時流観測所

THIS WEEK
ONE WEEK BEFORE
TWO WEEK BEFORE
THREE WEEK BEFORE
2017冬号

あけまして2017!
【 時流観測所の新年時流注目度ランキング! 】

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時流観測所所長・お松に呼ばれた観測員・しょこたん。
新年早々課せられたミッションは、
なんと時流注目度レポートの作成だった…!
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し)あけましておめでとうございます!
  新年早々、しょこたん参上いたしました!

松)あけましておめでとう!
  新年早々呼び出してごめんなさいね。
  じつはやってもらいたいミッションがあるの。

し)ミッションですと…!

松)そう、観測員として新人のあなたには…
 「2017年も注目するべき時流ランキング」
  の作成をお願いするわ!

し)(な、なんだってー!)

松)2016年に紹介した時流の中でも、
  2017年以降も注目するべき時流を紹介するの!

し)そ、それは何のために…

松)時流観測所は時流の星を繋ぎ、
  全体を観測することでビジネス全体の流れを
  予測することをミッションとしているでしょ?

し)なるほど、つまり世の中全体の大きな時流を
  2017年も観測し続けることで、
  これからのビジネスの流れを
  予測することができるということですね!

松)そのとおり!
  難しいかもしれないけれど、
  あなたならできるはずよ。

し)分かりました、
  このミッション必ずや達成してみせます!




時流注目度レポート第3位

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「藻類バイオマス」
注目度★★★☆☆
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藻類が持つ油を抽出し液体燃料にした
バイオ(生物)燃料。
燃焼時のCO2排出量も少なく、
穀物エネルギーよりも生産効率が良いため、
資源に乏しく土地の狭い日本でも
生産可能なエネルギー源として、
各企業による実用化が進められている。



【POINT】
木の端材を利用した木質バイオマスや、
ミドリムシによるバイオ燃料など
様々なバイオマスエネルギーの研究が実用段階に入り、
現実味を帯びてきている。
2017年はバイオマスエネルギーが
動力源の乗り物を見る機会も増えるかもしれない。



し)…ということで、第3位は「藻類バイオマス」です。
  藻類といえばミドリムシの燃料が
  数年前に話題になった時は未来の技術だ!
  なんて驚きましたが、
  もう実用段階に入っているんですね…!

松)トウモロコシが原料の
  穀物エネルギーの話を聞くたびに
  「ああ、もったいない…」
  と思っていた身としても、
  藻類エネルギーが出てきてとっても嬉しいよ。

し)そうですね、
  そのトウモロコシで
  どれだけポップコーンがつくれるか…
  と思ったりしました。
  そのうち「藻類バイオマスエネルギーで走るバス」が
  当たり前の時代が来るかもしれませんね。

松)自然に優しいバイオマスエネルギーを
  利用しているバスを
  あえて選ぶという選択肢も大いにありうるわけで、
  環境保護に協力しているという意識で移動すると、
  気分も良さそうね♪













時流注目度レポート第2位

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「ヒアラブル」
注目度★★★★☆
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身体に装着できる高性能な端末。
『聴く(hear)』機能に特化しており、
ウェアラブルが普及した次は
ヒアラブルの時代が来るといわれている。
新型のiPhoneがイヤホンジャック廃止を宣言し
話題を呼んだことは記憶に新しいが、
これをヒアラブル端末時代の幕開けとする見方も多い。



【POINT】
腕時計型でありながら
スマートフォンとほぼ同程度のパフォーマンスを発揮する
スマートウォッチを皮切りに、
身につけられる高性能端末が次々表れている。
新型iPhoneをきっかけに、
2017年は『聴く』機能に特化した様々な端末が現れるかもしれない。



し)ヒアラブルといえば、
  ハンズフリーでSkypeやSNSができる
  ワイヤレスイヤフォンなんかも今年登場しましたね。

松)iPodを取り出そうとしたら、
  カバンの中でイヤホンのコードが絡まって…
  なんてのはあるあるだけど、
  そんなことが無くなる時代がくるのかな?

し)私もそれ、ずっと不便に思ってました!
  ともかく、高性能イヤホン型デバイスなんて
  SF映画の世界みたいですね。

松)ヒアラブル端末が当たり前になると、
  『聴く』ことの意味自体も
  変わってくるかもしれないね。
  VR(仮想現実)技術も
  いまどんどん生活に入ってきているけど、
  『見る』に『聴く』、
  五感を刺激する商品は
  これからも増えていきそうだね。

し)そうですね…今までにない五感刺激体験、
  ゲームとかもすごくリアルになりそうで、
  没入し過ぎそうで怖いです…!

松)ゲームに限らず、学校やビジネス、
  様々なシーンで活用されて
  学習効率アップや新たなビジネスチャンスに
  つながるといいね!













時流注目度レポート第1位

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「トランプリスク」
注目度★★★★★
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2016年のアメリカ大統領選において、
挑発的な言動を繰り返すドナルド・トランプ氏が
当選確実となり世界に衝撃を与えた。
移民排斥やTPP中止などを訴える
トランプ氏の影響は世界に波及すると見られ、
トランプ氏の大統領就任で生じうるリスクについて
議論が活発化している。



【POINT】
多様化・複雑化した現代社会に
既存の政治制度が対応しきれず、
その歪みがトランプ大統領当選の一因となったことは間違いない。
2017年は欧州で数多くの重要な選挙が
行われることもあり、
現行の政治体制に対する不満は
ますます様々な形で表れてくるだろう。



し)まさかトランプさんが大統領になるとは…
  今年一番の大ニュースですよ!!

松)本当に…、世界は一体どうなっちゃうの!?
  って感じだよね。
  トランプ大統領のもと日米関係が悪化したら、
  アメリカから輸入している
  食料が高額に…なんてこともあるのかも…

し)トランプ氏の支持層というのは、
  いまの政治制度に不満を持つ若者が多いようですが、
  「俺たちの事を守ってくれない社会は
  壊れればいい!」
  という鬱屈した気持ちが過激な発言のトランプ氏を
  支持させたのかもしれませんね。
  現状の民主主義はいまの時代に対応しきれていない
  という指摘はあるようですけど、
  じゃあどうすればいいのか、
  はっきりした答えもないみたいですし…。

松)いや、民主主義の欠点をインターネットを
  利用した意思決定でカバーする、
  液体民主主義が海外で実験されて、
  ある程度の成果もあげているみたいだよ。
  インターネットを使い、意味ある議論を重ねて、
  先を見据えた意思決定ができるようになれば、
  もっとみんなが納得できるようになるかもね。

し)新しい社会に柔軟に対応できる
  政治制度を模索する動きは、
  これからも進んでいきそうですね。













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まとめ
-------------




し)…というわけで、エネルギー、テクノロジー、
  政治でまとめてみましたが、いかがでしたか?

松)うんうん、ちょっと硬いかな?
  …という感じもあるけど、よろしい!
  これからの世の中を予測するヒントが
  少し見えてきたと思うよ。

し)ありがとうございます!
  2016年の時流ワードはやっぱり、
  時代に対応しきれなくなっているものを新しくしよう!
  という風潮が強いような印象がありますね。

松)そうだねぇ。いろいろな『当たり前』が、
  変化していく時代なんだというのを
  しょこたんの話を聞きながら感じたわ。

し)やはり環境に適応しなければ
  生きていけないということですね!
  まずは手近なところから、
  ガラケーからスマートフォンに変えていきます。

松)ま、まだガラケー使ってたの…?
  それはさすがに…まぁいいか…
  さて、これからの時流観測所も
  ビジネスの輝きを秘めた時流の星を観測し続け、
  皆様の時流への波乗りを
  アシストしていきたいと思います。
  今年もどうぞよろしくお願いいたします!

し)お願いいたします!

松)…とはいえ、こうして時流を捉えたまではいいけど、
  これをどうビジネスに活用するかが
  課題なんだよねぇ〜。

し)そうですね、一番難しいのはそこですね…!




THIE WEEK

No. 1386

飲む海水

JIRYU
No.
1386

飲む海水

福岡市の飲料水
海水を真水にする高い技術

飲むとますます喉が乾き、飲料には適さないとされている海水。ところが福岡市では『飲む海水』を販売している。
これは海水から塩分や不純物を取り除いた真水で、福岡市役所で販売されている。中身は、日本一の規模を誇る福岡市内の海水淡水化施設で処理されたものだ。この施設の真水回収率は世界最高水準のため、世界中から見学者が訪れるという。福岡市にこれほどの施設がある理由は、周辺に一級河川がないこと。海水の淡水化はコストが高いため、普段は河川の水と混ぜて地域へ提供しているそうだが、この技術はさまざまな状況、地域で活用されるだろう。ひっそりと販売されるおみやげ品だが、その背景には高度な技術が隠れていた。
【参考URL】http://www.asahi.com/articles/ASJDL7RTXJDLTIPE03B.html?iref=comtop_list_lif_n01

No. 1385

One Web

JIRYU
No.
1385

One Web

どこでもつながるインターネット
人工衛星の電波を使用

ソフトバンクがベンチャー企業『One Web』へ10億米ドルもの出資をすると発表したことで、この企業に注文が集まっている。
One Webとは、人工衛星から電波を使ってインターネットを提供することを目指しているアメリカの企業だ。現在のインターネットは回線を引く必要があり、インフラ設備の整っていない発展途上国では普及しにくかった。ところが人工衛星を使用することで高山の頂上やジャングルの奥地でもインターネットが利用できるようになる。日本では当たり前の存在であるインターネットだが、地球規模で見ると全人口の約半分が使用できていないそうだ。One Webはこうした情報格差を解消することを掲げており、発展途上国のビジネスなどの活性化が期待されている。
【参考URL】https://hbol.jp/122841

No. 1384

ユーリ!!! on ICE

JIRYU
No.
1384

ユーリ!!! on ICE

フィギュアスケートのアニメ
佐賀県とコラボレーション

寒い季節となりウィンタースポーツが盛り上がる中『ユーリ!!! on ICE(ユーリ オン アイス)』が話題を集めている。
ユーリ!!! on ICEとは2016年10月よりテレビ朝日、BS朝日などで放送されたフィギュアスケートを題材にしたアニメ。主人公の勝生勇利の出身地のモデルが佐賀県であったことから、これまで佐賀県の風景や名産などが数々登場していた。そしてこの度情報発信による地方再生プロジェクト「サガプライズ!」とのコラボレーションが発表されたという。このコラボでは、アニメを通じて佐賀県の魅力を発信し、それをフィードバックすることで、地域活性につなげていくのが目的だ。今後は東京と佐賀でのコラボ企画を次々と発表し、地元名産品とのコラボを展開していく。アニメを通じた地域活性化の今後の広がりに注目したい。
【参考URL】http://news.mynavi.jp/news/2016/12/27/097/

No. 1383

メガホンヤク

JIRYU
No.
1383

メガホンヤク

メガホン型の翻訳機
12月31日から導入スタート

日々多くの人が利用する東京メトロが『メガホンヤク』の導入をし、話題になっている。
メガホンヤクはメガホン型の翻訳機を使用し、登録した定型文を日本語・英語・中国語・韓国語の4ヶ国語で拡声できるサービスだ。ニュース発表当初は、そのネーミングなどがドラえもんのひみつ道具の一つである「ほんやくコンニャク」を想起させることから話題を集めた。東京メトロはこのメガホンヤクの運用を12月31日から開始し、初詣客で混雑する浅草駅と明治神宮前駅で活用。さらに年明けには成田空港でも導入されており、非常時や災害時などでの使用を想定しているという。訪日外国人へのサービスが充実する中、話題性の高い施策の一つと言えるだろう。
【参考URL】http://www.asahi.com/articles/ASJDP346TJDPUTIL006.html

No. 1382

給付型奨学金

JIRYU
No.
1382

給付型奨学金

日本では初めての施策
2018年度から導入開始

政府が2018年度より『給付型奨学金』制度を導入することを正式決定し、話題を呼んでいる。
返済義務の無い奨学金制度である給付型奨学金を導入している国は少なくない。しかし日本ではこれまで、国としての奨学金は返済義務がある貸与型奨学金しか制度がなく、学習機会の公平性の面などからその後進性が度々批判されてきた。今回ようやく導入が決定されたが、対象が厳しく制限されていることなどから、その拡充を求める声が多く上がっている。この件が、日本の教育への公的支出の少なさについて問い直す契機となるか、注目していきたい。
【参考URL】http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/301448

No. 1381

アイン・ランド信者

JIRYU
No.
1381

アイン・ランド信者

トランプ政権の閣僚候補に多い
過激な資本主義・個人主義者

就任式を間近に控える米国のドナルド・トランプ次期大統領。そのトランプ政権閣僚人事の多くを『アイン・ランド信者』が占めているという。
アイン・ランドとは、資本主義を最重要視し、小さな政府を説いた小説家、思想家として活動していた人物。リバタリアニズム運動に大きな影響を与えている。彼女の作品を信奉するアイン・ランド信者はアメリカでは資本主義と個人主義を至上視する過激なリバタリアンと同義と見なされる。そんなアイン・ランド信者の閣僚を多く抱えるトランプ政権は、国際関係においても国家間の価値分配より利益創出を重視する選択をするだろうと予想されており、今後の世界情勢を取り巻く価値観に大きく影響を与えそうだ。
【参考URL】http://toyokeizai.net/articles/-/150766

No. 1380

角栄本

JIRYU
No.
1380

角栄本

ベストセラー続出
政治手腕が再評価

アメリカ大統領選で勝利したドナルド・トランプ氏に対する各国の首脳の対応が注目される今日。そんな中、『角栄本』と呼ばれる、日本の元首相である田中角栄氏の関連書籍が売り上げを伸ばしブームになっているという。
田中元首相といえば、「ロッキード事件」などの金銭スキャンダルが有名で、いまなお“金権政治家”としてのレッテルが貼られてしまっている。しかし、近年改めて田中元首相の人となりを紹介する書籍が発表されると、日中国交正常化といった戦後の日本を支えた政治的手腕、義理人情を大切にした姿勢などが再評価されるようになったという。国を背負うリーダーには何が必要か、いま改めて問われているのかもしれない。
【参考URL】http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1612/27/news027.html

ONE WEEK BEFORE

No. 1379

スロージャーナリズム

JIRYU
No.
1379

スロージャーナリズム

時間をかけた取材方法
ピューリッツァー賞受賞者も実践

スマートフォンからヤフーなどのポータルサイトを検索すれば、最新のニュースを簡単に調べることができる昨今、『スロージャーナリズム』が注目を集めつつある。
スロージャーナリズムとは、最新の短期的なニュースを追うのではなく、長期的に社会に影響する話題やテーマを、時間をかけて取材することを指す。昨今では過去にピューリッツァー賞を受賞した、ジャーナリストのポール・サロペックのプロジェクトが、話題を集めている。彼は現在、アフリカ大陸から始まった人類の拡散ルートを7年かけて辿る取材の旅に出ている。実際に現地を歩き取材する中で、素早く行き過ぎる情報では見落としてしまいがちな情報などを知ることができるという。世界情勢が益々複雑になる中、スロージャーナリズムならではの視点の今後の広がりに注目したい。
【参考URL】http://www.sankei.com/life/news/161128/lif1611280004-n1.html

No. 1378

指手袋

JIRYU
No.
1378

指手袋

フライドチキン用手袋
スマホ操作中でも楽しめる

祝日モードで外食産業が盛り上がる中、『指手袋』が話題になっている。
指手袋とは日本ケンタッキー・フライド・チキンが導入したもので、チキンを食べる際に指が汚れないように工夫をした、指にはめる手袋を指す。導入の背景には「チキンを食べている時に手が汚れてしまう」という消費者の意見だ。指手袋は、チキンを持つときに使用する親指と人差し指を覆う形になっており、着脱がしやすいことが特徴。同社は「ネイルをされている女性、スマートフォンやPCを操作されている方におすすめ」として利便性をアピールしている。スマートフォンを操作しながら食事をする人が増える中、Twitterでは「これは朗報」と喜びの声を上げる人も多いという。同社のユニークな取り組みが、今後利用者にどのように受け入れられるかに注目したい。
【参考URL】http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161219-00000000-rnijugo-life

No. 1377

スーパーマリオラン

JIRYU
No.
1377

スーパーマリオラン

任天堂のスマホゲーム
途中課金がないのが特徴

国内外で人気の任天堂のキャラクター「スーパーマリオ」。このマリオのスマートフォン用ゲーム『スーパーマリオラン』が12月15日に配信され始めたが、その販売方法が物議を醸している。
このゲームはマリオシリーズの中では破格の1,200円で販売されているが、一部のユーザーからは高すぎるという意見が上がっている。というのも、スマートフォンゲームは基本的に無料で一通り遊べることが多く、ゲームを進行する途中で課金を選べるというスタイルが主流だからだ。しかし、この途中課金はユーザーの中毒性、ギャンブル性が高いものが多いため、日本で法改正が起こるほど問題視される部分がある。スーパーマリオランをきっかけに、追加課金がない健全なビジネスモデルの広がりに期待したい。
【参考URL】http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1612/22/news063.html

No. 1376

この世界の片隅に

JIRYU
No.
1376

この世界の片隅に

予想外の大ヒット映画
プロデューサーの手腕も見事

今年は邦画大豊作の年と言われているが、中でも特殊な大ヒットを飛ばしているのが『この世界の片隅に』。これは戦時中の広島を舞台にしたアニメーション映画で、興行収入も5億目前となっている話題の作品だ。
この映画のプロデューサーは、資金確保ではなくパブリシティを目的にクラウドファンディングを使用し、見事な話題づくりを行って製作委員会を立ち上げた。元々はミニシアターで公開される映画であったが、こうした制作陣の努力や時代考証の緻密さ、キャラクターの魅力などがインターネットで注目され、上映館数と興行収入を伸ばし続けている。既存のアニメーションとは一味違うものを制作したい、観たいという熱い層が、現代のインターネットとビジネス環境を最大限に活かした新しいスタイルの映画だろう。
【参考URL】http://news.walkerplus.com/article/96408/

No. 1375

リビ充家族

JIRYU
No.
1375

リビ充家族

広いリビングを多用途に使う家族
2017年のトレンドワード

2017年のトレンドと予想されるキーワードとして、『リビ充家族』が注目されている。
リビ充家族とは、リビングルームを最大限に広く取って多用途に使い、同じ空間の中でそれぞれの時間を過ごす家族のこと。以前は家族が各々個人の部屋を持つことが重視されたが、共働きやテレワークの増加などの働き方の変化を背景に、近年では家族全体がゆるやかな連帯感を感じられる共有スペースとしてのリビングルームが重視されはじめている。これには、母親一人が面倒を見る子育てから、二世帯の家族全体で面倒を見る子育てに変化していることも関係しているだろう。リビングのあり方の変化は、住宅業界やインテリア業界など、様々な業態に影響を与えそうだ。
【参考URL】https://www.recruit-sumai.co.jp/sumai/2017_living-max.html

No. 1374

ふるさと納税自販機

JIRYU
No.
1374

ふるさと納税自販機

手軽にふるさと納税できる自販機
認知度向上を目指す

地方自治体からお礼がもらえる寄付金制度、ふるさと納税がいま大いに注目されている。その影響もあってか、ドリンクを買って手軽にふるさと納税できる『ふるさと納税自販機』が、都内で初めて設置された。
この自販機では全国各地のミネラルウォーターが購入できる。ボトルのラベルに印刷されたQRコードを読み取ると、水の産出地へふるさと納税ができるページにアクセスできる仕組みだ。インターネットユーザー以外にもふるさと納税の認知を広め、「実際にドリンクを買う」という体験を提供することが目的だという。インターネットに拠点を置くビジネスが、身体性を伴った体験をユーザーに提供し共感を得る事例は、今後も増えてゆくだろう。
【参考URL】https://trafficnews.jp/post/61449/

No. 1373

カジュアル投資

JIRYU
No.
1373

カジュアル投資

低額で投資可能
若者層の引き入れが目的

様々な投資サービスがある中、ベンチャー企業による若者向け『カジュアル投資』がにわかに注目を集めている。
これは、小額投資が可能かつ手数料が安い投資のこと。例えば、配信後数か月でダウンロード数4万件を突破した「One Tap BUY(ワンタップバイ)」は講座開設から投資までスマホ内で完結し、株価に関係なく1万円単位の投資ができる。他にも、「お金のデザイン」は初心者にも利用しやすい資産運用を提案するロボアド(ロボット・アドバイザー)を活用し、手数料を抑えている。これらが人気を集める背景には、高齢者が多い投資業界にて、あえて20代~30代の若者層をターゲットにしたことがある。まとまった金額での投資に躊躇する若者にとって、カジュアル投資は気軽に試せるからだ。カジュアル投資の今後の広がりに注目したい。
【参考URL】http://newswitch.jp/p/5687

TWO WEEK BEFORE

No. 1372

完全自動セルフレジ

JIRYU
No.
1372

完全自動セルフレジ

自動で精算と袋詰め
人件費削減に

24時間営業のコンビニは利便性が高いが、人手不足で苦労している店舗もあるそうだ。そんな問題を解消すべく、パナソニックとローソンが共同開発した新型レジが話題を呼んでいる。
『完全自動セルフレジ』の「レジロボ」は、自動で精算と袋詰めを行ってくれる新型レジだ。商品は専用カゴのバーコードにかざすことで認識され、レジの中に一度格納されてビニール袋に入れられる仕組み。今後はバーコードの読み取りの手間も省くため、電子タグを使用して管理するそうだ。現在はローソン本社に隣接する店舗でのみ試験的に使われ、2018年度の導入を目指しているという。自動レジによって人件費の削減、店員の負担軽減ができるほか、精算の高速化にもつながりそうだ。
【参考URL】http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1612/12/news106.html

No. 1371

文庫X

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No.
1371

文庫X

書籍名と著者を伏せる
18万部のヒット

とある書籍のタイトルと著者名を伏せて販売するというユニークな販売方法が、メディアやインターネットを賑わせている。
仕掛け人は盛岡市の書店で、『文庫X』と称して販売を開始。タイトルも著者も分からないにも関わらず、その販売方法と本の面白さが話題となり、全国で18万部が売れたそうだ。12月9日には「文庫X開き」としてタイトルと著者を公開するイベントを開き、今後は通常と同じ販売方法をとるという。タイトルの印象や著者の知名度を排除し、販売の工夫と内容の面白さだけで勝負した珍しい例だ。現在はインターネットであらゆる情報が手に入るため、それをあえて隠すことが読者に受けたのではないだろうか。
【参考URL】http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161209/k10010801641000.html

No. 1370

ZEH

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1370

ZEH

エネルギー収支ゼロ住宅
政府も普及に乗り出す

地球温暖化対策計画で、温室効果ガスの排出量規制が高まる中『ZEH(ゼッチ)』が注目を集めている。
ZEHはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略で、住宅で消費するエネルギーと、生み出すエネルギーとの収支が年間で”正味ゼロ以下”になる住宅を指す。これを実現しているのが、省エネに特化した空調や照明などの高性能設備、そして太陽光発電など再生可能エネルギーを利用した創エネ(つくり出すエネルギー)設備だ。2014年に閣議決定されたエネルギー基本計画でも「2030年には新築される住宅にはZEHの実現を目指す」という政策目標が掲げられ、政府も普及に本格的に乗り出している。積水ハウスはZEHの普及に2012年から率先して取り組んできており、今年の時点で新築契約の70%以上をZEHにしている。環境に優しいこの住宅の今後の広がりに注目したい。
【参考URL】http://www.sankei.com/life/news/161128/lif1611280004-n1.html

No. 1369

ゼロベース特区

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No.
1369

ゼロベース特区

ドローン活用の実験特区
実用化に貢献

小型無人機ドローンの活用方法について、様々な議論がなされる中、政府の国家戦略特区諮問会議は『ゼロベース特区』の創設を検討する方針を固めた。
ゼロベース特区とは、ドローンを使った宅配事業や自動走行車の早期実用化のための実証実験を原則として自由に行えるスペースを指す。ドローンについては、今年11月に千葉市の国家戦略特区内で、海上を約700メートル飛行し、本などを届ける実証実験が既に行われたという。ゼロベース特区が実現化すれば、ドローンなどを使った配送に必要な時間やコストが算出できるため、ドローン実用化がさらに進むだろう。政府は早ければ3年以内にドローンを使った荷物配送を実現化することを目標に掲げている。ゼロベース特区内での実証実験の結果が今後のビジネスのおいて重要になってくるだろう。
【参考URL】http://www.yomiuri.co.jp/politics/20161211-OYT1T50076.html

No. 1369

オルトライト

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No.
1369

オルトライト

トランプの最も熱狂的支持層
ネット発祥の過激な右翼

2016年の米大統領選で当選確実となったドナルド・トランプの最も熱烈な支持層として、『オルトライト』という勢力がアメリカの若者知識人層を中心に拡がっている。
オンラインのコミュニティを基盤に成長した、白人ナショナリズムを掲げる極右勢力であるオルトライト。SNSによる情報拡散やいわゆるネットの荒らし、サイバー攻撃などネットの使い方に長けているのが特徴だ。統一された信条等は無いが、既存の体制への強い反発感情を下敷きに、移民排斥思想や露骨な白人至上主義を唱えている。今回の米大統領選においてトランプ氏の支持層として広く認知されたオルトライトは、今後も勢力を伸ばしていきそうだ。
【参考URL】http://eigo-net-slang-jiten.blogspot.jp/2016/09/alt-right.html

No. 1367

風テラス

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No.
1367

風テラス

性産業従事者のための法テラス
風俗店の待機部屋で生活相談

公的なセーフティネットが機能しておらず、性風俗産業が貧困女性のセーフティネット代わりになってしまっているとも言われている現代日本。『風(ふう)テラス』は、そんな公的セーフティネットから零れ落ちてしまった、性産業に従事する女性を支援するための試みだ。
風テラスは、風俗店勤務の女性のための法テラスのことで、ソーシャルワーカーと弁護士が風俗店の待機部屋にて無料で相談に応じ、相談内容によっては各支援機関への連携も行っている。活動を開始後、いま様々なメディアに取り上げられ始めているが、女性の貧困と切り離せない性産業を取り巻く問題の根深さと、それに挑戦する高い志が注目されているのだろう。
【参考URL】http://www.whitehands.jp/futerasu.html

No. 1366

JAL1111便

JIRYU
No.
1366

JAL1111便

愛犬と一緒に搭乗
至れり尽くせりのツアー内容

今日のペットブームは旅行業界にも多大な影響を及ぼしているようだ。JAL(日本航空株式会社)とイオンペット株式会社は、『JAL1111(ワンワンワンワン)便』のサービスを開始して話題になっている。
これは、ペット(愛犬)と一緒に搭乗でき、旅行を楽しめるツアーのこと。通常の定期便では、搭乗前にペットを預ける必要があったが、本便では航空機内に連れ込むことが可能で、ペットに余計なストレスを与えることがない。また、機内には専属の獣医師が同行するため、万一の際も安心だという。他にも、ツアー現地ではペットと一緒に乗り込めるレンタカーやホテルの用意など、愛犬家への至れり尽くせりなサービスが盛り込まれている。初めての試みとなる本サービスが、ペットブームをさらに盛り上げるきっかけになるか、注目したい。
【参考URL】http://response.jp/article/2016/12/09/286740.html

THREE WEEK BEFORE

No. 1365

WELQ

JIRYU
No.
1365

WELQ

大手まとめサイト閉鎖
情報の質や運営が問題に

インターネット上の情報を収集・編集した、まとめサイトと呼ばれるサービス。中でも大手医療情報まとめサイト『WELQ(ウェルク)』が、根拠のない情報を公開していたとして閉鎖し、影響が各所へ広がっている。
WELQでは大量の記事を格安で制作し、アクセスを稼いで広告費を得ていたそうだ。まとめサイト全般に言えることだが、多くの記事は取材や監修がなく、インターネットの情報をまとめただけのもの。信憑性に欠けるだけでなく、第三者の文章や画像を無断転載しているため、著作権侵害に当たることが多い。現在はまとめサイト自体への批判が広がり、他社も健康コンテンツを非公開にするなどの動きが出ている。無責任に質の悪い情報を発信するサイトが増える中、ビジネスのモラルが問われている。
【参考URL】http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1612/06/news046.html

No. 1364

ハロトレ

JIRYU
No.
1364

ハロトレ

職業訓練の愛称
知名度向上に一役 

業務の知識・技術を習得するために厚生労働省が設けている、公的職業訓練。この制度の知名度が低いという問題を解決するため、「ハロートレーニング」、略して『ハロトレ』という愛称が名付けられた。
失業者や転職希望者を対象にしたこの制度は、条件によっては無料で受けられるコースもある。用意された科目は主に専門職のもので、機械や建築、ファッション、印刷関係など種類も豊富だ。年間30万人の利用者がいるものの、一般的な知名度が非常に低いため、今回の愛称募集に至ったそうだ。働きたくてもスキルが足りず働けない人、他業界への転職に足踏みしている人に対し、広く周知されることが期待されている。
【参考URL】http://www.asahi.com/articles/ASJCZ4VXFJCZULFA01B.html

No. 1363

Amazon Dash Button

JIRYU
No.
1363

Amazon Dash Button

ボタン一つでリピート購入可能に
小売店にとっては脅威

12月5日に『Amazon Dash Button(アマゾンダッシュボタン)』が販売され、話題を集めている。
アマゾンダッシュボタンとは、ボタンを押すだけで日用品などをリピート注文することができる小型端末だ。アマゾンプライム会員に向けたサービスで、アマゾンダッシュボタンをWi-Fiでインターネットに繋ぐと利用できる。現在食品・日用品の著名ブランド40種類それぞれに対応したボタンが発売されている。このようなショッピングの手法は「IoT e-commerce(モノからインターネットに自動アクセスするeコマース)」として注目されている。一方で、この動きは小売店にとって来客減少を招いたり、小口注文が増加による運送会社の負担に繋がるだろうという懸念の声もある。アマゾンダッシュボタンが今後及ぼすさまざまな影響に、注意する必要があるだろう。
【参考URL】http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ05I2T_V01C16A2TI5000/

No. 1362

パラレルキャリア

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パラレルキャリア

複数の肩書と専門性を持つ
働き方の多様化に対応

働き方が多様化され、政府が企業に対して副業解禁を求める中『パラレルキャリア』が注目されている。
パラレルキャリアとは複数の肩書をもち、複数の専門性を有することを指す。この考え方の実践者には、自分の興味関心を新たなキャリアにしようする人が目立つという。例えば外資系企業のマネージャー職の女性は、会社に自分のキャリアを委ねることに疑問を抱き、もともと興味があった暮らしの整理術を活かした「ライフオーガナイザー」として活躍しているそうだ。パラレルキャリアのメリットは、本業とは異なる活動を通して人脈が広がるだけでなく、違う価値観に接して「気づき」が生まれることだという。本業にも活かせる知識も得られそうなパラレルキャリアが、今後どのように受け入れられていくかに注目したい。
【参考URL】http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161122-00117959-hbolz-bus_all

No. 1361

失敗の本質

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失敗の本質

旧日本軍の失敗を分析した書籍
日本型組織の課題を浮き彫りに

太平洋戦争における旧日本軍の諸作戦の失敗を分析した書籍『失敗の本質』が、注目を集めている。
この書籍は、失敗の原因を旧日本軍の組織構造によるものとし分析することで、日本型組織運営が持つ共通の問題点を浮き彫りにした。現代の組織運営にも教訓を得られる名著として発売以来何度も版を重ねてきたが、小池都知事が座右の書として取り上げたことでいま再び売り上げを伸ばしている。人間関係に重きを置きすぎることへの弊害や、厳格すぎる縦割り主義など、日本型の組織が陥りやすい欠点を学べるという。既存の会社組織を見つめなおす同本がいま改めて脚光を浴びているのは、既存の価値観が大きく揺さぶられている現代の世相の反映なのかもしれない。
【参考URL】http://diamond.jp/articles/-/98447

No. 1360

記述式

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記述式

入試に長文記述問題の導入を検討
2020年の大学入試改革に向け

国立大学協会(国大協)が2020年度を目処に、国立大学の2次試験で国語を中心に高度な記述式問題の出題を検討し始めたことが話題となっている。
2020年度の大学入試改革に向け、大学入試センター試験に変わる新テスト「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の実施が予定されているが、『記述式』テストの導入はこれに合わせたものとなる。国立大学の2次試験では現在、記述式を課しているのは募集人員の約4割ほどだが、この割合が変わることになる。知識の詰め込みではなく、思考力、判断力、表現力が求められる記述式が多くの大学で導入されようとしているのは、社会が求める人材の変化を現しているのだろう。
【参考URL】http://www.yomiuri.co.jp/national/20161202-OYT1T50130.html

No. 1359

株主優待

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1359

株主優待

豪華な特典が人気
個人投資家の需要高まる

近年、企業が株主に自社商品や優待券などを贈る優待制度『株主優待』が注目を集めているという。
以前は「株主持ち合い」といった複数の株式会社が互いの株を所有することが多かった。しかし、個人株主などの少数派の意見を無視したいわゆる“物言わぬ株主”状態を政府が問題視したことで、個人投資家を呼び込んで安定株主づくりをする必要がでてきたという。特典の内容は企業様々で、長期株式保有者に向けた自社の建設機器をモデルにしたオリジナルのミニチュアや、株主限定オリジナルビールなど、商品券に限らない個性的なものが人気だという。株主の母数を増やすだけでなく、いかに自社のファンを増やすかが鍵となりそうだ。
【参考URL】https://shikiho.jp/tk/news/articles/0/149455

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