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熟ジュクア・ラ・カルト

10/15
2013

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“無頓着”シンドローム

「ぎゃはははは!」
「ぎゃはははは!」

カフェの店内に耳をつんざくような笑い声が何度も響き渡る。
先日、あるカフェでの出来事だ。
隣の席に座っていた私はもちろん、
周りのお客さんまでもがその席に注目。

そこでは2人の女性がなりふり構わず談笑していた。
この下品とも言える笑い声は、
その後30分間途絶えることはなかった。

これにはさすがに普段大人しい(?)方の私も耐え切れず、
ついに「周りの人のことを考えていただけますか?」と
女性たちに注意をしてしまった。

こんなことは近頃よくあることで、
別の日にも同じような状況に遭遇したのだった。

このような自分たちしか見えず、
周囲に気を配ることができない若者たちの行動現象のことを、
中島流では「無頓着シンドローム(病的現象)」と呼んでいる。

例えば優先席を本当に必要としている目の前の人を無視したり、
赤信号を無視して自転車で無理やり通ろうとしたり、
さらには道端にゴミを捨てたりなどの迷惑行為など。

これらはすべて周りの人の気持ちや公共の空間に対して
「無頓着」であることが引き起こしているのだ。

本人たちは「無視」しているだけかもしれないが、
それによって周りに及ぶ迷惑の大きさには
気づいていないのかもしれない。

以前に紹介した「バカッター」も、
インターネットという公共の場に無頓着な、
他人の迷惑を顧みない人々の存在を揶揄した言葉なのだ。

インターネット上だろうとカフェだろうと、
公共の場で周りに配慮した行動をするのは当然のことだろう。
しかし、このような出来事はここだけの話ではない。
無頓着な人々は、日本全国に増加しているのだ。
それが現代の社会を蝕んでいるように思えてならない。

以前紹介した、儒教の教えにある5つの徳目である「仁・義・礼・智・信」。
その中の最高の徳であるとされる「仁」は、
“他人への親愛の情”を意味する。
これこそ、現代の日本に不足しているファクターなのではないだろうか。

ゲーム機器やスマホというような“便利”の登場で
(ウォークマンから始まっていたのかも…)、
一人で(または仲間内で)楽しめる世界があれこれと拡大されていった。
だが、同時に一人だけの世界に慣れてしまい、
周囲のことを考えない人(=無頓着な人)が増えてしまったのだ。

このような人々に、どうしたら「仁」を
身につけてもらうことが出来るのだろう?

他人を思いやる心の大切さを、
再確認してもらうことが今後の取り組むべき問題であり、
私達の役割なのではないだろうか。
今まさに、この“無頓着シンドローム”と
どう対峙するかが求められているのだ。

2020年にオリンピックを通して、世界に発信する立場となった日本。
もう、一度現状を見直し、今こそ、
「仁」を意識したビジネスや行動を発信していくべきだろう。

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増え続ける無頓着な若者

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カフェにも…

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